こちらの続きです
さて、これで基本的なところは完成したので、テストを実行してバグが無いか確認してみます。
テストはターミナル等でmix test
を実行すればできます。
mix test
無事にテストを行うと何もエラーが無ければ以下のような表示が出ると思います。
Compiling 1 file (.ex)
Running ExUnit with seed: 213485, max_cases: 32
...........
Finished in 0.02 seconds (0.00s async, 0.02s sync)
4 doctests, 7 tests, 0 failures
この結果は、以下のような意味です。
Compiling 1 file (.ex)
1つの Elixir ファイルがコンパイルされたことを示します
Running ExUnit with seed: 213485, max_cases: 32
seed: テストの実行順序を決めるランダムシード値
max_cases: 並行実行される最大テストケース数
テスト実行結果
ドット(.)11個: 11個のテストが成功したことを示します
内訳:
4 doctests: ドキュメント内のテスト(@docの中の例)が4つ
7 tests: 通常のテストが7つ
0 failures: 失敗したテストが0個
実行時間
Finished in 0.02 seconds: テスト全体の実行時間
(0.00s async, 0.02s sync):
async: 非同期実行にかかった時間
sync: 同期実行にかかった時間
@docの中は、例えば以下のような記載の箇所がテスト実行されます。
## Examples
iex> Payjpex.Config.get(:api_base)
"https://api.pay.jp"
これがそのままテストケースになります。
実際にテストが通ったのでコンパイルして動かしてみましょう。以下のコマンドでコンパイルします。
iex -S mix
サンプルと同じように動かしてみると無事に動くことがわかりました。
iex(1)> Payjpex.Config.get(:api_base)
"https://api.pay.jp"
iex(2)>
さぁ、いよいよApiclientを実装していきたいと思います。この続きは、起業するならElixirシリーズの方で書いていきます。