はじめに
IBM Bluemix 上で IBM API Connect のインスタンスを作成する手順です。IBM API Connect の概要は IBM API Connect 使ってみた〜APIを作る〜 などにまとまっています。
また前提として IBM Bluemix のIDが必要になりますので、IBM Bluemixフリートライアルアカウント作成手順 あたりを参考にアカウント登録しておきましょう。登録後30日間はIBM Bluemixとしての無料トライアル期間ですが、IBM API Connect はトライアル終了後も月間 50,000 APIコールまでは無料で利用できるEssentialsプランが提供されていますので、今回はこちらを利用します。
免責
本記事は2016.06.10時点の公開情報をベースに執筆しておりますが、誤解・誤植を含んでいる可能性があります。ご利用の際は自己責任で、必ず最新の情報を自ら確認されますようお願いします。特に予期せぬ課金請求などが発生しても著者は一切責任を持ちません。
また誤りを見つけられた方は是非ご一報ください。
API Connect インスタンスを作る
Bluemixへログインし、コンソールの右上のをクリックしてサービス作成を開始します。
キーワードapi connect
でフィルターするとAPI Connectが表示されるので、これを選択します。
API Connectに関する利用条件や機能説明が表示されるので、下の方へスクロールして利用するプランを選びます。ちなみにBluemix アカウント作成後30日間のトライアル期間中は、どのプランを選択しても料金は発生しません。各エディションの概要は以下の通りです。Essentials以外の有償プランを利用する場合、利用量をコミットできるのであればバルクのプランがお得ですね。
プラン | 概要 | 料金体系 |
---|---|---|
Essentials | API管理のための基本機能を提供 | 月間50,000APIコールまで無料 |
Professional | 部門単位の小規模プロジェクト向け。従量課金モデル | 月間100,000APIコール毎に料金発生 |
Enterprise | 大規模プロジェクトや組織間での共有環境向け。従量課金モデル | 月間100,000APIコール毎に料金発生 |
Professional 5M | 部門単位の小規模プロジェクト向け。月間5Mのコミット付きサブスクリプション・モデル | 5,000,000コール分の利用権を含む。以降100,000APIコール毎に料金発生 |
Enterprise 25M | 大規模プロジェクトや組織間での共有環境向け。月間25Mのコミット付きサブスクリプション・モデル | 25,000,000コール分の利用権を含む。以降100,000APIコール毎に料金発生 |
利用プランを選んだら作成
をクリックするとインスタンスが作成されます。ここではEssentialsを選択します。
※ なお本稿執筆時点ではBluemixのスペースあたり1インスタンスしか作成できず、また一度選んだプランを変更する場合はインスタンスを削除して作り直す必要があるようですので、注意が必要です。
API Connect のインスタンスが正常に作成されると、以下のような画面が表示されます。まずは API Manager を起動してみましょう。