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ターミナルでコマンドを入力中に改行してしまい、プロンプトが > になる現象の対処法

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はじめに

ターミナルでコマンドを入力中に改行してしまい、プロンプトが > になる現象は、シェルが引用符(" や ')や括弧((, {, [ など)のペアが完了していない、またはコマンドが完了していないと解釈して、入力の続きを求めている状態です。

この状態から抜け出すには、いくつかの方法があります。

方法1: 入力を完了させる

引用符や括弧の入力が未完了の場合は、閉じる引用符や括弧を入力してからエンターキーを押します。

コマンドの入力が途中であれば、コマンドを完了させるか、適切にキャンセルできる文字(例えばセミコロン ; など)を入力してエンターキーを押します。

方法2: キャンセルして抜け出す

Ctrl + C を押して、現在の入力をキャンセルして通常のプロンプトに戻ります。

この方法が最も簡単で、多くの場合に役立ちます。

方法3: エスケープシーケンスの利用

一部のシェルでは、エスケープシーケンス(例:Ctrl + D)を使って、入力を終了させることができます。

これは入力の終了(EOF)を示し、シェルが待機している入力モードを終了させることができます。

おわりに

大抵の場合、方法2の Ctrl + C でプロンプトが通常状態に戻ります。

これは現在の入力を中断して新たにコマンド入力ができる状態にリセットするための一般的な方法です。

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