チュートリアル一覧
No. | タイトル | |
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1 | Django初学者の自分へ(1) - プロジェクト・アプリ - | |
2 | Django初学者の自分へ(2) - MTVとは - | ☆ |
3 | Django初学者の自分へ(3) - こんにちわ世界! - | |
4 | Django初学者の自分へ(4) - メモアプリ作成 - |
前回のおさらい
前回は下準備を整えました。 今回は早速コードを書いていこう!の前に Django の仕組みを簡単に整理しておきます。
レッツジャンゴ -MTVとは-
そもそも Django は Model - Template - View の大きく3つの役割から構成されており、これらの頭文字をとってMTVモデル、あるいはMTVフレームワークと呼ばれています。
- Model:データベースに格納するデータの定義を記述し、またデータベースからデータを取得します。(
models.py
) - Template:テンプレートファイル(HTML)によってデザインされたページのデザインです。(
templates
) - View:リクエストに応じてデータベースからデータを取得し、それを画面にどのように表示するか決定します。(
views.py
)
......??
これだけ読んでもイメージしづらいですよね。何を隠そう1か月前の僕はこれを理解するのに相当苦労していました。以下に簡単な図を示すので一緒に見ていきましょう。
図について見ていきます。
大まかな流れ
- あなた(クライアント)が
https://www.japanese-django.com/about
にアクセスします。(httpリクエスト) -
urls.py
では、あなたから要求された URL(/about) に応じて、どの View (returnAboutPage()) で処理をするか決定し、処理を依頼します。 - 処理を依頼された returnAboutPage() は、
models.py
で定義された About に関するデータをデータベースから取得します。それらのデータを適当な Template(about.html) に乗せ、画面に表示します。(レスポンス)
これらの一連の流れを経て、最終的にあなたは https://www.japanese-django.com/about
の内容を見ることができたのでした。まだピンと来ていなくても大丈夫です。これから実際にコードを書いていく過程である日突然、「あぁ!!そういうことかあぁぁあ!!わかる!おれはわかるぞおぉ!」ってなります。
まとめ
Django は MTV モデル を採用している。
- Model:データベースに格納するデータの定義とデータの取得。(
models.py
) - Template:テンプレートファイル(HTML)によるページのデザイン。(
templates
) - View:リクエストに応じた処理(画面にどのように表示するか)。(
views.py
)
次回は Django で「こんにちわ世界!」をやっていきます!