(になればいいなあ)
はじめに
タイトルの日本語がなんかルー大柴みたいで、すみません。
OSX10.12.6にQGIS3.02をインストール後gdalでヒャッホイ!ラスタ処理と思ったらうんともすんともいかなくなりまして、なんとか解決できたのでメモ
※2018/11/7 追記 OSX QGIS3.4.0でも同様の症状が出ていたので、やはり必要かと
症状
上記環境(OSX10.12.6+QGIS3.02)で、gdalの処理、たとえばgdalinnfoなどをやろうとすると
設定ウインドウなどもでて、いざ実行!とすると
プロセッシングアルゴリズム...
AlgorithmDialog
Input parameters:
{ 'INPUT' : '/Users/hogehoge/hoge.tiff', 'MIN_MAX' : False, 'NOGCP' : False, 'NO_METADATA' : False, 'OUTPUT' : '/var/folders/6hogehoege/OUTPUT.html', 'STATS' : False }
GDAL command:
gdalinfo Users/hogehoge/hoge.tiff
GDAL command output:
/bin/sh: gdalinfo: command not found
Execution completed in 0.06 seconds
Results:
{'OUTPUT': '/var/folders/6m/hogehoege/OUTPUT.html'}
出力レイヤの読み込み
Algorithm 'ラスター情報' finished
HTML output has been generated by this algorithm.
Open the results dialog to check it.
などと仰って処理が進まない。というか gdalinfo: command not foundってなんですか。お父さんの顔忘れたのですか。さっきのウインドウはウソなのですか。
インストーラーでちゃんとgdal順番通り入れたのにおかしい。再度インストーラーで入れたり、pipとかAnacondaでgdalで無理やりねじこんでも変化なし。
バグレポートも上がってるのを発見したけど未対応(てかGRASSもかよ!)
対応
社内の方の助言で、OSXのQGISがgdalを見つけきれていないことなどが原因らしく、ここを参照にgdalのパスを無理くり押し付けることで対応
(てかKyngChaosさん症状わかってるなら…ええまあ、ありがとうございますいつも)
- ”QGIS3”メニューからPreferences...を選択
- オプション|システムメニュー->(下の方にスクロール)->環境
- カスタム変数を用いるにチェック、+マークを押して、適用-> 追加 変数-> PATH
値には
/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.6/bin:/Library/Frameworks/GDAL.framework/Versions/2.2/Programs:
を入力し
4.QGISを再起動
で、gdalが使えるようになります。
世界中の陰影図でも投影変換でも餃子の王将スペシャル定食でもおすきなようにお楽しみ下さい
( ´-`)。o O(あーまー、そのうち改善されるとは思うんですが、念のため日本語で書いておきます…
( ´-`)。o O(QGIS1.8のときのqgis.batファイル書き換え並の衝撃…
( ´-`)。o O(GRASSも動かない、パスなんだろか…
( ´-`)。o O(こんなことでQGISを嫌いにならないでください…昔は(ry
( ´-`)。o O(サンタさん一発でOSXにQGIS入るインストーラーください…
( ´-`)。o O(ぐーだるか、じーだるかはいろいろ意見がわかれるところ…