この記事はZOZOアドベントカレンダー2023 Series4の9日目の記事です。
30スプリントScrumを回してわかったこと
弊チームは1週間のスプリントでScrumを回しています。
30スプリント以上を回してスプリントが失敗することはなくなってきたものの、スプリント終盤、レビューに向けて不安になっていくことは今でもしばしばあったりします。
普段のデイリースクラムで、スプリントゴールに向けて会話はされているものの、終盤に向けての不安というはなかなか言語化することが難しい。終わるか、終わらないか微妙ーーーーーな状況だと終わる方に振ってしまうことが多いもの。
メンバーによっては「終わらない」ことを性格的に言いづらい場合もあるでしょう。
そこで2つほど対策を打つことを振り返りで決めました。
1. Scrumの価値基準「勇気」を持つ
単純でかつ精神論みたいな感じですが、「微妙!」と言う「勇気」を持つことです。言語化しずらいのであれば、そのまま言語化しずらい、曖昧なものでもいいので言ってもらうのが大事です。
2. ニコニコカレンダー
古のプラクティスかもですが、すごく効果的です。言語化しずらいのであれば、図示化するということです。
ニコニコカレンダーのこつ
- 体調悪いときは休め。スプリントの調子を測る。
- ニコニコカレンダーはあくまでもスプリントの状況を図示化するもの、自身の体調が悪いときは「勇気」を出して寝よう
- 良いが「普通」、普通は危険手前
- ニコニコカレンダーは「良い」状態が「普通」の状態。「普通」の場合は危険一歩手前です。その時点で策を講じましょう。
デイリースクラム時に数秒で更新できて役に立つニコニコカレンダー。ぜひ今こそお試しあれ。