コストを抑えて ComfyUI を AWS EC2 で動かしてみた

はじめに

こんにちは.

EC2 スポットインスタンスを活用することで
コストを抑えつつ ComfyUI を実行する方法をご紹介します.

なお, 今回ご紹介するコードはサンプルコードです.
EC2 の URL を特定されてしまえば
誰からでもアクセスできてしまうので適宜調整してくださいませ.

構成

User --- http://ec2...:8188 ---> ComfyUI on EC2(Spot Instance)

前提

• Spot Instance quotas > All G and VT Spot Instance Requests の引き上げ
  • 注意: 使用する EC2 インスタンスタイプの vCPU 数で緩和申請をしておいてください. 申請が受理されていない場合, 下記 AWS リソースの作成時にエラーとなります
  • 例: g6.xlarge の vCPUs は 4 ですので, 4 で申請してください
    • https://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/g6/

コード

準備

$ git clone https://github.com/dev-kawano-y/image-generator.git
$ cd image-generator
$ npm ci

AWS リソース作成

$ cdk deploy

ComfyUI にアクセス

http://ec2-...:8188

AWS リソース削除

$ cdk destroy

ポイント

• リージョンはバージニア北部を利用する
  • 東京リージョンと比較するとコストを抑えることが可能
• スポットインスタンスを利用する
  • 中断される可能性があるものの, オンデマンドと比較してコストを抑えて利用することが可能
    • https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/AGDC2019_B-4.pdf

最後に

お試し後は $ cdk destroy にてリソースの削除を行ってくださいませ.