Github projectsについての概要
カンバンとしての機能比較
Github projectとZenhub boardのカンバン機能比較
比較項目 | projects | board |
---|---|---|
価格(5名以上の場合) | 無料 | 月5ドル〜 |
工数見積 | ☓ | ◯ |
multi repository | ☓ | ◯ |
カンバン内でのissue/PR編集 | ☓ | ◯ |
Epic(テーマ)作成 | ☓ | ◯ |
note作成 | ◯ | ☓ |
issue close時のcardの自動移動 | ☓ | ◯ |
issueへの複数アサイン | ☓ | ◯ |
フィルタ機能 | ☓ | ◯ |
シンプルに機能だけを比較すると、zenhubが有料なだけに高機能で使いやすいイメージが有るが、両者は思想・ユースケースの異なるプロダクトだと思われる。
本質的な思想の違い
Github projects
- projectは**「特定のテーマを進めるためのカンバン」**
- 必要なissueを取り出して進捗管理する
- 各projectは使い捨てであり作っては解散するもの。
Zenhub board
- boardは**「repoを一つの大きなプロジェクトとみなした際のカンバン」**である。
- repoにある全てのissueをboardで管理する。issueはタスクに近い位置づけ。
- タスクの性質をわかりやすくするために、epicというテーマグルーピングがある
自チームの開発フローにフィットするのはどちらか?
- 両方ともに今後さらなる機能追加は期待できるだろうが、それ以前に上記の思想の違いがあるため、自チームのGithubの使い方、ひいては開発フローを俯瞰した上でどちらがフィットするのかを考える必要がある。
- 場合によっては共存することもあるかな、と考えている。