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前回の記事の続編です。

最近の若者、優秀すぎる問題(再び)

  • 小中学生の頃からプログラミングをやっている
  • そもそも地頭が良い
  • そのうえ、いつもプログラミングのことばかり考えている

最近↑こんな若者をよく見かけます。

すごくプログラミングの才能があって、しかもプログラミングに対する強い執着も持っている。
そんな人、やり続けさえすれば必ず成功するに決まっています。

そこまで素質があるなら後はもう、やり続けるだけだと思います。

しかし、立ちはだかる老害

世の中には、私のような40代へっぽこ老害プログラマーが存在します。

私のような老害が属している群れに、とてつもなく優秀な若い個体が、急に現れる・・・
そんなとき、私の脳には本能的にこんな想いが湧き上がってきます。

ワイ「こいつ、優秀すぎやろ・・・!」
ワイ「何してくれてんねん・・・!」
ワイ「相対的にワイの価値が下がるやないけ・・・!」
ワイ「ガキが・・・舐めてると潰すぞ」

今回の記事では、ワイのような無能老害先輩が
みなさんのような優秀な若者に対してやっかんできた時に使える「ポジティブ切り返し術」を紹介します。

嫌味な先輩に対する防衛術

ワイのような無能老害先輩が、優秀な後輩に嫉妬して

「あら、〇〇君のおかげで進捗が遅れてるねぇ〜」
「君の作ったUI、なんだか色がおかしいんじゃないのぉ〜?」

↑このような、嫌味なセリフを言ってきたとします。

そんな時に、ChatGPTを活用して上手いこと先輩をやっつける方法をご紹介します。

ネガティブな言葉を、ポジティブに切り返す

先ほどのような嫌味なネガティブフィードバックを受けた際は
そのネガティブを「ポジティブに変換」して、上手く切り返してやっつけてやりましょう。

でも、そんなことChatGPTでどうやって・・・?

そうです。
ROLAND構文です。

ChatGPTに対して、以下のようなプロンプト(指示)を与えます。

こんな厳しいフィードバックをされたんだけど、
ROLANDさんみたいに上手く切り返したいよ〜!!!

以下に、実際の例を紹介します。

先輩「〇〇君のおかげで、開発が遅延気味だなぁ〜」

この嫌味に対して、ROLANDさんのように───

  • 自信を持って
  • ナルシスティックに
  • 少々強引にでもポジティブに

切り返していきます。

スーパースターは遅れて.jpeg

カッコ良すぎる

ただし、シチュエーションによっては不適切な発言になりかねませんのでご注意ください。
納期は守りましょう。

別パターン

こんな切り返し方もあります。

過ごせる時間.jpeg

流石に惚れる

上司をキュンとさせたい場合は、こちらのパターンが良いかもしれません。
繰り返しますが、納期は守りましょう。

先輩「〇〇君、またエラー出しちゃったのぉ?」

エラーのファンクラブ.jpeg

秀逸な比喩に、先輩も脱帽

呆れてものも言えなくしてやりましょう。

先輩「君のデザイン、なんだか色がおかしいねぇ〜」

俺の選んだ色がトレンド.jpeg

デザインを作ってるんじゃない、時代を作ってるんだ

それくらいの姿勢で行きましょう。

先輩「あら、エディタが赤い波線だらけ。またエラー出してるねぇ〜」

頬を染め.jpeg

比喩がうま過ぎる

ChatGPTの高い比喩スキルを活用して、とことんポジティブに切り返していきましょう。

先輩「あれ、君のせいでシステムがダウンしてるんじゃなぁい?」

恋に落ちる.jpeg

とことんナルシスティックに

「こいつに何を言ってもダメだ」と思われるまでやりましょう。

先輩「君の作ったAPI、エラーばかり返してなぁい?」

APIがかまってちゃん.jpeg

みんな俺が大好き

自分に「俺は最高」と言い聞かせましょう。

先輩「君のコード、コンパイル通ってないじゃなぁい」

コンパイラが嫉妬.jpeg

システムさえも嫉妬させる才能

コンパイラに嫉妬されても、負けずに頑張りましょう。

先輩「君のコード、テストが不足してなぁい?」

テスト不足の実践戦士.jpeg

これはダメ

テストコードはしっかり書きましょう。
強い執着を持ちながらも、聞き入れるべき意見はしっかりと聞き入れましょう。

でも、いつもChatGPTに頼ってもいられない

Slackやメールであれば、毎回ChatGPTでセリフを考えて返信することもできますが、
対面やビデオ会議の場合はその場で返さないといけません。

そのためには、普段からROLANDさん的な思考を心がける必要があります。

普段からナルシストを心がけよう

美しい顔が反射.jpeg

これくらいで生きていきましょう。

やり続ければ、先輩も受け入れてくれる

オーラでコードが動かない.jpeg

こんなセリフも普通に受け入れられるように

きっとなるはずです。

最後に

羽生善治さんの、こんな言葉があります。

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。

報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、
私は、それこそが才能だと思っている。

物凄いプログラミングスキルを持っていても、一度の失敗もなく、いつでも勝ち続けられるわけではないと思います。
つまづきながら、傷つきながら、最後には何かを達成する。そういうものだと思います。

なので、何があってもやり続けて欲しいと思います。

Twitterでも「ポジティブ切り返し」に関する情報を発信しています

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