はじめに
グループデジタルソリューションセンター(以下、GDSC)/IT組織戦略チームの採用担当です。
いつもは人の影に隠れてブログなどを書く機会がありませんでしたが、機会をいただきましたので採用の取り組みをお伝えしたいと思います。
私は IT部門(GDSC) の採用担当になり、2年が経ちました。
これまでは人事組織から採用支援(担当)をしていましたが、この2年間はGDSCに所属し、エンジニア採用に専念しています。
採用状況
GDSC のみで年間15名~20名程度の採用を行っています。
プロジェクトリーダー、開発エンジニア、インフラエンジニア、セキュリティ、データエンジニアなど最大で10ポジションほどあります。
エンジニア採用市況は引き続き過熱化しています (2024年10月時点で求人倍率約12倍!)
採用担当だけではどうにもならない状況は、当社だけに限ったことではないと思いますが、
そのような状況下でもなんとか採用成果が出せたのは、IT部門(GDSC)のコミットメントです。
今回はGDSC内の取り組みをご紹介します。
【四半期ごとの応募者数推移】
季節性はありますが、基本的には増加傾向です。
【GDSCのご紹介】
▼以下のブログをご覧ください▼
【前編】GDSC所長が語る!2023年の振り返りとこれから
https://engineer.po-holdings.co.jp/articles/451/
IT部門でエンジニア採用をブーストできた3つの取り組み
- IT部門の目標に採用人数を設定する(予算が付く)
- マネージャーと採用定期MTGを行う
- メンバーも採用活動に参加する
IT部門の目標に採用人数を設定する(予算が付く)
採用担当の決済でできる話ではないですが、GDSCの部門長が採用へコミットしていると理解いただけると思います。部門の目標に掲げているため予算もついています。
採用媒体費用や採用決定費用は人事部門が負担するため、GDSCの採用予算はそれ以外の用途に使用しています。
【主な使用用途】
採用HPの制作(そもそも採用HPがなかったので、IT部門だけのサイトを制作)
https://engineer.po-holdings.co.jp/
採用ピッチ資料の作成
採用広報(主にイベント参加や協賛)
マネージャーと採用定期MTGを行う
GDSCのマネージャー陣と定期的に採用MTGを実施しています。MTGの頻度も初年度は週次で行っていましたが、連携がスムーズに取れるようになったため今年度は隔週で行うようにしました。MTGの中で採用進捗の報告は必ず行っており、求人のテコ入れやターゲット検討などの全体感のみならず、求職者の方ごとに対応を確認しています。(幹部陣は採用に本気です!!)
その時々で議題に上がるテーマは様々であり、特に立ち上がり期では採用の軸となることをしっかりと協議してきました。
・組織のMVV策定
・提供価値のすり合わせ
・採用HPビジュアル、コピーライト確認
・リファラル採用促進企画
メンバーも採用活動に参加する
採用は管理職だけの仕事ではありません。(人事だけの仕事でもないですよね)
GDSCでは新しい仲間探しにメンバーも以下のタイミングで参加しています。
・選考参加 (カジュアル面談やオファー面談に同席することも多数)
・リファラル、知人紹介 (リファラル入社者数:1年目0名→2年目2名→今年4名!)
私も同じ組織のメンバーですので、部門MTGやイベント、飲み会に参加します。
出社しているときはもちろんGDSCのオフィスで仕事をしています。自然と社員の顔と名前が一致していき、キャラクターも見えてきます。そうすると「この求職者の方には○○さんとお話してもらうと良いかも!」と思えてくるのです。
(このマッチングは採用担当の仕事だと思っています!)
リファラル採用を促進するには、ある程度ステップがありますが、意識づけが大事だと考えています。
私とオフィスで顔を合わせた社員は「誰か良い人いないですかー?」と一度は声をかけられているはずです。
さいごに
エンジニア採用の難易度が高まり続ける昨今、採用を成功させる鍵は、採用担当だけでなく”組織全体が採用活動にコミットすること”だと強く実感しています。
GDSCでは、部門長をはじめとした幹部の深い関与、明確な採用目標の設定、そしてメンバーが採用活動に参加する文化を醸成することで、徐々に成果を上げることができました。
そして、採用の取り組みは常に改善と挑戦の連続であると感じています。
私たちが採用活動において意識していることの一つに、「採用は単なる業務ではなく、未来を共に創る仲間を迎え入れるための重要なプロセスである」と考えています。採用活動は単なる数字の達成ではなく、組織の未来を形作る重要な活動です。
この記事を通してGDSCの『ヒト』や『組織』に対する想いが少しでも伝わっていれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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