はじめに

🎄🦌RUNTEQ Advent Calendar 2025🎄🦌 10日目の記事を担当させていただきます、YOSHI と申します！

私は、学習や開発を進める中で
「集中力が続かない」「疲れるのが早い」
そんな感覚を何度も経験しました。

いろいろ試してみた結果、
一番効果があったのは “休憩の取り方を変えること” でした。

そこで今回は、ポモドーロを使いながらどのように休憩を工夫しているか、
実際に取り組んで効果を感じた方法を紹介します。

結論から言うと、成果を大きく左右したのは
「ポモドーロの休憩の質」 です。

プログラミング学習では
「何時間集中したか」よりも
「どう休憩して継続できたか」の方大切なのかも！と思うことがあったので
その気付きや実践内容をまとめました。

本記事の内容は私の実践例に基づいています。
参考記事も併せて掲載していますので、必要に応じてご確認ください。

“休む”で効率を上げるポモドーロ休憩tips

ポモドーロと言うと “決めた時間に作業すること” に意識が向きがちですが、
実際にパフォーマンスを左右するのは 休憩の取り方 です。

特にプログラミングのような脳負荷の高い作業では、
「どう休むか」で 1日の集中力が大きく変わります。

この記事では、

ポモドーロの休憩に何をすべきか
NG休憩が集中を奪う理由
作業タイプに合わせたポモ時間の使い分け

を紹介します。

なぜ休憩が重要なのか

脳は “連続” より “回復” で働く

集中の持続には限界がある
小休憩で脳が瞬間的にリセットされる
パフォーマンスを長く維持する唯一の方法が休憩

休憩を軽視すると起きること

判断力が鈍る
小さなミスが増える
フローに入りにくい
時間をかけても成果が出にくくなる

参考：集中力は「15分」で尽きる？（朝日新聞×東京大学）

ポモドーロの休憩時に実践していること

① 次の作業の ToDo を決める

次のポモで最初にやることだけ書き出す

理由： 再開時の迷いが消え、流れが途切れない。

② 身体のリセット

席から立つ
体を伸ばす
水を飲む

理由： 姿勢固定 → 血流低下 → 集中力低下を防ぐ。

③ 目のリセット

窓の外や遠くを見る
目を閉じる

理由： 眼精疲労が溜まると脳の負担が一気に増えるため。

④ 脳のクールダウン

深呼吸
その場で軽く歩く（長めの休憩では散歩もOK）

理由： インプットを止め、脳に余白をつくる。

休憩で “やらない” ようにしていること

SNS・ショート動画

情報過多で脳が休まらない
再開時に集中が戻りにくい

重い思考を始める

休憩の役割を失う
再開時に切り替えが難しい

別タスクの作業

「休んだはずが疲れる」状態になる
本来のタスクに戻れない
途中で止められない

うるさいタイマー

驚きで集中が吹き飛ぶ

作業タイプ別：ポモドーロの使い分け

● 25-5（小タスク向け）

バグ調査
軽めの修正
インプット学習

● 50-10 / 52:17（大タスク・深い作業）

コーディング
設計
文章作成
参考：52:17 の法則

● フロー状態

可能なら 止めない
数分のマイクロ休憩（立つ・水を飲む・深呼吸）だけ挟む
大きい休憩はキリの良いところで取る

+α タイマー選びのコツ

● 静かな通知が良い理由

集中を壊さない
フロー中でも邪魔されにくい

● おすすめ仕様

フラッシュのみ or 小さめの音
フェードイン通知
最小限の機能

おわりに

休憩は「ただ休む」ではなく、
集中力を維持するための準備 。

席を立つ・体を伸ばす・遠くを見る
深呼吸する
SNSを開かない
ポモ時間を作業に応じて柔軟に変える
タイマーは静かなものにする

これを意識するだけで、作業効率がぐっと上がるのを実感しています。
皆さんも、自分に合った方法を見つけながら、無理なく学習を続けていきましょう。

忘年会やクリスマスシーズンで忙しくなる時期ですが、
体調に気をつけつつ、良い年末をお過ごしください！🎄✨

おまけ：学習時のチェックリスト

1. 学習前

机を整理する
今日のタスクを書き出す or 見返す
今からやるタスクを 1 つ明確にする
必要な資料・環境を開く
スマホを遠くに置く or ミュート
タイマーをセット

2. 学習中

1 つのタスクだけに集中
設定した時間までは中断しない
エラー・疑問はメモして後で調べる（深追い防止）

3. 休憩中

席から立つ
軽くストレッチ（首・肩・背中）
水を飲む
数十秒だけ遠くを見る（目の休憩）
深呼吸
次のポモの「まずやること」を書く
SNS・動画は開かない

4. 学習後

今日できたことを書く
明日やることをメモする
詰まった箇所を整理する
使った時間を記録する
脱力してリラックスする