この記事でわかること
Orca は、Claude Code や Codex などのCLIエージェントを、タスクごとに別々の git worktree で並べて動かすデスクトップアプリです(MIT、macOS・Windows・Linux)。手軽にタスクを増やせる反面、使い始めにつまずきやすい点がいくつかあります。公式ドキュメントとソースコードで確かめて整理しました。
つまずきやすい点
- ワークツリーは自動では消えない。終わったらサイドバーの右クリックか、Resource Manager の「Clean up workspaces」で消す(フォルダとブランチの両方が消える)
- 容量を食うのはソースではなく
node_modulesやビルドキャッシュ。pnpm を使い、orca.yamlのworktree.sharedDirectoriesや Settings → Repository の Worktree Shared Paths で共有する - ワークスペースは Orca の作業単位、ワークツリーは Git のフォルダ。外で
git worktree addしたものは最初は隠れている - エージェントの状態表示は、ACP ではなくターミナルの OSC シーケンスとエージェントのフックで判定している
- 素のシェルで
claudeと手打ちすると状態が出ないことがある。Settings → Agents の Default Agent で Claude Code を選んでおく - 既定で
--dangerously-skip-permissionsが付く点は確かめておく
Design Mode が便利
内蔵ブラウザの Design Mode をオンにして要素をクリックすると、メモ欄が出ます。「ここ一列になる?」のように書いて追加すると、要素の HTML、計算済みの CSS、切り抜き画像がエージェントに渡ります。メモはためてからまとめて送れます。記事では実際の画面のスクリーンショットで手順を説明しています。
逆に、エージェントが orca snapshot や orca click で内蔵ブラウザを操作して、表示を自分で確かめることもできます。
※2026年10月時点の公開情報に基づく