日記アプリ「Whatcha」を個人で開発しています。技術記事の置き場所のひとつにしていた Zenn のアカウント whatcha が凍結され、問い合わせても理由の説明は得られませんでした。
起きたことを事実だけで記録します。そのうえで、個人的には Zenn をおすすめしません。理由は後半に書きます。
起きたこと(時系列)
| 日時(JST) | 内容 |
|---|---|
| 2026-10-01 | note に書いていた記事を何本か、GitHub 連携(what-are-you-do-ing/Zenn)でまとめて Zenn に公開 |
| その後 | アカウント whatcha が凍結されていることに気づく |
| 2026-10-21 03:11 | Zenn のサポートに問い合わせ(理由を尋ね、10月1日のまとめての公開が規約・ガイドラインに沿っていなかったのなら、該当記事の削除・非公開を含めて対応すると伝えた) |
| 2026-10-21 15:09 | Zenn 運営事務局から回答 |
運営からの回答(抜粋)
本アカウントでの投稿や利用状況を確認した結果、Zenn の利用規約に違反する行為があると判断し、規約に基づいてアカウントを凍結しました。
判断の詳しい基準や個別の内容についてはお答えできかねますので、ご了承ください。
なお、今回の対応を変更する予定はございません。
分かっていること・分からないこと
- 分かっていること:利用規約に違反すると判断されたこと。凍結を解除する予定はないこと
- 分からないこと:どの規約のどの行為が該当したのか、どの記事が問題だったのか、何を直せばよかったのか
こちらからは記事の削除・非公開を含めて対応すると申し出ましたが、どの記事が対象かが分からないため、直しようがありませんでした。
規約違反と判断する権利がプラットフォーム側にあることは理解しています。それでも、違反の内容が一切示されず、こちらから直す機会もないまま終わる対応は、利用者として非常に不親切だと感じました。何が問題だったのかが分かれば、同じことを繰り返さないように直せたはずです。
個人的に Zenn をおすすめしない理由
ここからは私個人の意見です。
- 理由が示されない:どの規約のどの行為が違反なのか、問い合わせても教えてもらえませんでした
- 直す機会がない:削除・非公開を含めて対応すると申し出ても、対象が分からないので何もできませんでした
- 判断は変わらない:回答の時点で「対応を変更する予定はない」と言い切られ、それ以上のやりとりの道がありません
技術記事は、書いた人が時間をかけて積み上げる資産です。それが、理由も分からないまま、直す機会もなく止められる可能性がある。少なくとも私は、そういう場所に大事な記事を置くことはおすすめしません。
この件から取った対策
プラットフォームの判断はこちらでは変えられません。個人開発者の側でできることをまとめます。
1. 記事の正本は自分のところに置く
記事は自分たちの DB(正本)にあり、各プラットフォームにはそこから展開しています。Zenn の記事も GitHub 連携のリポジトリに Markdown として残っていたので、凍結されても記事そのものは失われませんでした。外部サービスの中にしか無い文章は、アカウントと一緒に消えます。
2. まとめて公開しない
ほかの媒体に書いた記事を短い時間にまとめて公開すると、内容に関係なく機械的な判定に引っかかりやすくなる可能性があります(今回の原因がこれだったかは分かりません)。公開は間隔を空け、プラットフォームごとの上限(Qiita の新規投稿は 1 時間に 1 件など)を、投稿の仕組みの側で守るようにしています。
3. 転載は「そのプラットフォームの読者向けに書き直す」
同じ文章をそのまま複数の場所に置くのではなく、各プラットフォームの読者に合わせて書き直してから出すようにしています。
4. 一つのプラットフォームに依存しない
読者への導線(アプリの紹介や更新情報)を一か所に集めず、複数の場所と自分のサイトに分けておくことで、一つのアカウントが止まっても全部が止まらないようにしています。
おわりに
理由が分からない凍結は、利用者が自分で直す手段を持てません。もし今後、理由を教えていただけた場合は、この記事に追記します。