概要
偉そうに歴史
2008年あたりのITバブル突入とともに、ITベンチャーが立ち上がり、それとともに様々なWEBサービスが立ち上がって早10年超。
なんとなく周辺の概況を見るに、サービス開始後5年を経過したWEBサービス(とそこに携わるエンジニア達)が、運用と開発の間で藻掻き足掻く様をちょっとずつ見るようになった気がする。
WEB業界の2025年問題
そして、おそらくそれはここから更に顕著になっていくような気がする。
「2025年問題」なんて話もあるけれど、それはシステム業界全体での話で団塊の世代エンジニアの退職が鍵だった。
しかしことWEB業界の開発においては、その何倍も開発スピードのサイクルが早く、ビジネスサイドからの要求スピードも衰えを知らない。
「システムを作った当の本人がいなくなる」なんて事態をまたず、シンプルにサービス改善のサイクルを高速で回し続けた結果、運用開始から4~5年経過してサービスの運用について大きな障害が立ちはだかるのが「WEB業界の2025年問題」なのでは、なんて最近感じているこの頃。やはりシステム開発は未成熟な業界です。
「銀の弾丸」は何処に
「やっぱりマイクロサービスアーキテクチャかなあ」
と、安直にここ最近のモダンなウェブ系自社開発企業のカンファレンス記事などを読みつつ、これからのWEBサービス開発の未来について安直に考えつつ
「それに合わせて諸々組織体制とか教育とかも当然考えていかないといけないんだよな。そこまでいくと本当にもうわけわかめ」
と悶々としていたところ、ふと出会った1冊の本がこちら。
とりあえずやってみようと思った
「The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて」
https://amzn.to/2OWmvps
冒頭読んで、
「これです、これです、この体系的な感じをインプットしたかった。『マイクロサービスアーキテクチャ』みたいな1点ものでなく、概念とか体系が知りたかった。そしてそれを使いこなしてこれからのWEBサービス開発を照らしたかった」
となった次第。そんなわけで、これから自分がこの理論を実践していくに当たり、考察やチャレンジしたいことをまとめていくことにしました。
一応連載記事にして備忘を綴るつもりです。
体力が続くこと、一つずつのチャレンジがうまくいくこと、乞うご期待。
参考図書
「The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて」
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