RAID
複数の磁気ディスクを組み合わせ、一台の仮想的な磁気ディスクとして扱うことで、アクセスの高速化や高信頼性を実現する。
RAIDの種類↓
RAID0 - データをブロック単位に複数の磁気ディスク分散して書き込む(ストライピング)
RAID1 - 磁気ディスク2台に同じデータを書き込む(ミラーリング)
RAID3 - データをビット/バイト単位に複数の磁気ディスクに分散して書き込む。また、一台の磁気ディスクにパリティを書き込む
RAOD4 - データをブロック単位に複数の磁気ディスクに分散して書き込む。また、複数の磁気ディスクにパリティを書き込む。
※パリティ - 磁気ディスクが故障した時に、データを修復するための情報
信頼性設計
システムの信頼性を向上させる設計手法
フォールトアボイダンス
構成要素の信頼性を高め、故障そのものを回避する設計。
フォールトトレランス
構成要素を冗長化して、故障が発生しても必要な機能は維持する設計。
また、システムが部分的に故障しても全体として必要な機能は維持するシステムのことをフォールトトレランスシステムという。
フェールセーフ
システムの一部が故障しても、危険が生じないような構造や仕組みを導入する設計。
故障した時は安全第一。
フェールソフト
故障が発生した場合、一部のサービスレベルを低下しても、運転を継続する設計。
フールプルーフ
人が誤った操作や取扱いができないような構想や仕組みを、システムに組み込む設計。
エラープルーフ
エラーの原因を除去し(排除)、人が行なっていた作業をシステム化し(代替化)、複雑な作業を簡単にする(容易化)。
さらに、異常を検知したら知らせ(異常検出)、ミスの影響範囲を最小限に抑える(影響緩和)