22
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

ScratchとTeachable Machineの使用で見えた、子供の未来と大人の現在。

Last updated at Posted at 2020-10-08

Makers Faire Tokyo 2020 を視聴しました。

はじめてのMakers Faireはコロナウイルス感染拡大防止のためオンライン視聴での参加でした。
Day1での、キッズAIプログラミングコンテストの応募要件であったScratchとAI拡張機能を使った作品がどれも面白かったので、
私もScratchに触れてみることにしました。

Scratch + TeachableMachine

Scratchは全くの初体験でしたが以前、機械学習の制作で学んだTeachableMachineが拡張機能として使用できるとのことでしたのでこちらの組み合わせにしました。

Scratch

こちらの資料を参考にしていきます。
TeachableMachine 向け Scratch 拡張機能 (TM2Scratch) 使い方
最初の注意点としては通常の検索でヒットするScrachではなくTM2Scratch拡張機能が入っているものを使います。
こちらから使用できます。

とりあえず動かしてみる

以前ハッカソンでM5Stackを使用した時のUiFlowと使い方がとても似ていたためスムーズにできました。

UiFlow

スクリーンショット 2020-10-08 15.58.39.png

Scratch

スクリーンショット 2020-10-08 15.59.35.png

録音した音声も使えます。

TeachableMachineで学習モデルを作る

今回は猫、犬、羊、鶏の四種類の動物を画像を学習してもらいました。

TeachableMachineの使い方はこちらの記事を参考にさせていただきましたので是非ご覧ください。
Google の Teachable Machine を使い、コーディングなしで手軽に画像認識をしてみる

モデルのアップロードで発行される共有可能なリンクのURLを保存しておいてください。
後ほどScratchで使用します。

Scratchで学習モデルを利用する

ここからはScratchでの作業になります。

はじめに完成したものをお見せします。
学習した動物の写真を認識したら鳴き声が出ます。
小さい頃にタッチペンで絵に触れたら鳴き声が出る学習教材をイメージしました。
それの現代版と言ったところでしょうか。

デモ1

自分で録音した音声も使えます。

デモ2

完成までの手順

1.左下のボタンをクリック

### 2.拡張機能の選択 TM2Scratchを選択します ### 3.カメラの許可、拡張機能の出現

4.プログラムの作成

1.イベント > 🏳が押された時を配置
2.TM2Scrath > 画像認識分類モデルURLに先ほどコピーした学習モデルのURLを入力
3.クリックで学習モデルの読み込みを行う
4.画像を選択する

4.完成

感想

直感的な操作でコードを書かなくてもパーツ組み合わせて処理を作る過程は子供の頃ガンダムやエヴァンゲリオンのプラモデルを作っていた時のようなワクワクがありました。
自分も小中で使う機会あったら結構ハマってると思います。
大人の私ですらScratchを使ってプログラムを書くことが楽しいと思えるのですから、
幼い人がScratchに対しての好奇心と熱量を持ったままプログラミング熱中して成長した後の未来は・・・

現役エンジニアとして自分ができることを改めて見直さないといけないと思いました。
いつでも若い人から学ぶことは沢山ありますね。ありがとうございました。

22
10
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
22
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?