Sambaのインストール
apt install samba
Sambaユーザーの作成
pdbedit -a Ubuntuインストール時に設定したユーザー名。つまりログインユーザー名
new password:
Ubuntuインストール時に設定したユーザーのパスワード。つまりログインユーザーのパスワード
retype new password:
上で入力したパスワードをもう一度入力
Sambaの設定ファイルにepgrecの共有設定を追加
vi /etc/samba/smb.conf
👉[global]セクションの先頭に以下を追加
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
unix extensions = no
wide links = yes
follow symlinks = yes
👉一番下の行に以下を追加
[share]
path = /var/www/epgrec/video
browsable = yes
guest ok = yes
read only = no
create mask = 0755
Sambaを再起動
systemctl restart smbd.service
ホスト名を設定
これでWindows10からIPアドレス直指定例: ¥¥192.168.10.3¥share
で、/var/www/epgrec/video
内のファイルを開くことができるのですが、いちいちIPアドレスを入力するのは面倒なので、ホスト名を指定するだけで開けるようにします。1
vi /etc/hosts
👉先頭に以下を追加
127.0.1.1 UBUNTU
vi /etc/hostname
👉先頭に以下を追加
ubuntu
⚠️注意⚠️
127.0.1.1 です。
127.0.0.1 ではありません。
0じゃないよ、1だよ!
SSH接続できるようにする
録画サーバーは環境構築が終わったらその後は直接触ることはないので、UbuntuにSSH接続を使ってWindows10からアクセスできるようにします。
👉SSHキーの作成
cd ~
ssh-keygen -t rsa
cd .ssh/
cat id_rsa.pub >> authorized_keys
chmod 600 authorized_keys
chmod 700 ~/.ssh
rm id_rsa.pub
👉Windowsに作成したSSHキーをコピーする。録画データフォルダー経由が楽なのでそうする
cp -a id_rsa /var/www/epgrec/video
👉Windowsからrootでssh接続できるようにする
root接続を許可するのはセキュリティー上問題なのでやめたほうがいい、というのが一般的だが、便利なのであえてそうする。
気になる場合はやめておこう。
vi /etc/ssh/sshd_config
👉32行目を書き換える
PermitRootLogin yes
👉SSHサービスを再起動
service ssh restart
Windows側でエクスプローラーを開き、アドレス欄に¥¥UBUNTU¥share
と入力してエンターを押すと、録画データフォルダー(/var/www/epgrec/video)が開きますので、中にあるid_rsaを適当なフォルダーに移動します。
¥¥UBUNTU¥share
でアクセスできません!
諦めて¥¥192.168.10.3¥share
みたいなIPアドレスの直指定でアクセスしましょう。
IPアドレスが分かりません!
apt install net-tools
ifconfig
enp4s0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500
inet 192.168.10.3 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.10.255
:
lo: flags=73<UP,LOOPBACK,RUNNING> mtu 65536
inet 127.0.0.1 netmask 255.0.0.0
:
inetの部分の192.168.~から始まるのがUbuntuマシンのIPアドレスです。
SSH接続できるソフトを入れる
TeraTermを入れます。
TeraTermを起動して、ホスト名にUBUNTU
(もしくはIP)、ポートは22と入力してOKを押します。
ユーザ名はroot
、RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う
を選択して、先ほどコピーした秘密鍵(id_rsa
)を指定し、OKを押します。
Welcome to Ubuntu 18.10 (GNU/Linux 4.18.0-10-generic x86_64)
* Documentation: https://help.ubuntu.com
* Management: https://landscape.canonical.com
* Support: https://ubuntu.com/advantage
0 個のパッケージがアップデート可能です。
0 個のアップデートはセキュリティアップデートです。
Failed to connect to https://changelogs.ubuntu.com/meta-release. Check your Internet connection or proxy settings
Last login: Mon Nov 12 12:15:16 2018 from 192.168.10.1
root@ubuntu:~#
という感じで接続できます。
最後に
ここまで辿り着くのに本当に疲れました。
特にls -la /dev/pt1*
を入力してもls: '/dev/pt1*' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません
と返ってきたときの絶望感たるや。
OSのバージョンが駄目なのかと思い、
ubuntu-12.04.5-alternate-amd64.iso
ubuntu-14.04.5-server-amd64.iso
ubuntu-17.10.1-desktop-amd64.iso
ubuntu-18.04.1-live-server-amd64.iso
ubuntu-18.10-desktop-amd64.iso
ubuntu-18.10-live-server-amd64.iso
ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso
ubuntu-ja-17.10.1-desktop-amd64.iso
ubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.iso
をダウンロードしてはインストールを繰り返し、それでも駄目で、さらに短時間にダウンロードしまくったせいでポケットWiFi側の速度制限を食らってまともにネット接続できなかったり、ようやくうまく構築できたかと思えば
checksignal 16
Cannot tune to the specified channel
と言われ、それでも何とか構築できたかと思えば、ひたすら録画が失敗してログが真っ赤に染まるわアニメ見れないわ、ようやく安定してきたかと思えばWindowsからホスト名でアクセスできないわ。
もう二度とやりたくないですけど、いつかまた再構築する日が来るんだろうなと思いつつ、その時はこの手順で再び挑むことになるのだろうなと思いました。おわり。
参考文献
Ubuntu 17.10: SMBサーバのsambaをインストールする
Sambaがシンボリックリンクを追ってくれなかったので対処
【秘密鍵/公開鍵】コピペで出来る!鍵認証の設定方法
ssh接続でrootによるログインを許可するには
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ただ、ここの設定は正直よく分からない。どうやってもWindowsからホスト名でアクセスできなかったり、大文字のUBUNTUだとだめだが小文字のubuntuならアクセスできたり。とりあえず現時点では大文字のUBUNTUでならアクセスできるみたいなので、現時点での設定を載せておく。 ↩