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【資格試験】LPIC-1 Exam 102に合格した話

Last updated at Posted at 2025-11-13

1. はじめに

こんにちは!

2025年11月、LPIC-1 Exam 102 に、約3週間の学習で無事合格しました。
101に続いての挑戦でしたが、今回も一発合格できてホッとしています!
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この記事では、学習のきっかけ・勉強方法・試験の感想・今後の展望について、
これからLPIC-1 102を受験する方に向けてまとめました。


2. 受験の動機

AWSを触る機会が増えてきたことがきっかけです。
AWSの資格勉強を進める中で、Linuxの知識が前提となっている場面が多く、
EC2などでサーバーを立てる際にもLinux OSを使うことがありました。

「AWSを深く理解するためには、Linuxの基礎を固める必要がある」
そう感じて、101に続いて102も受験しました。


3. LPIC-1 Exam 102とは?

https://learning.lpi.org/ja/learning-materials/102-500/

シェルスクリプト、ネットワークの基本、セキュリティ、X Windowなど、Linux運用に必要な追加知識を問う試験です。

試験概要

項目 内容
試験コード 102-500
試験時間 約90分
問題数 約60問
形式 選択式・穴埋め式
合格ライン 約500点 / 800点
有効期限 5年
試験言語 日本語・英語

4. 学習方法と使った教材(学習期間:3週間)

学習スケジュール

  • 期間:約3週間
  • 平日:2時間
  • 休日:4時間

101の知識をベースに、ネットワークやセキュリティの理解を深めることを意識しました。


使用教材

  1. Ping-t(Web問題集)
     → 3周実施
  2. Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version5.0 対応
     → 2周実施

学習の流れ

  1. Ping-tで広く知識を入れる
    • 特にネットワーク関連の問題を重点的に。
  2. スピードマスター問題集で試験形式に慣れる
    • 模試形式で出題されるため、試験感覚がつかめる。
  3. 設定ファイルとコマンドの関連を整理
    • セキュリティ設定やX Window関連は特に注意。

良かった点

  • Ping-tで網羅的に学べる
  • ネットワークの基礎理解が深まった
  • 黒い画面(CLI)への抵抗がさらに減り、むしろ興味が出てきた

5. 本試験の感想と出題傾向

101と比べると、Ping-t寄りの問題が多かった印象です。
スピードマスターの問題がそのまま出ることは少なく、
「知識を理解して応用できるか」を問う問題が多かったです。

特に印象的だったのは以下のポイント:

  • ネットワーク設定(IPアドレス、サブネットマスク、ポート番号)
  • シェルスクリプトの基本構文
  • セキュリティ関連(sudo、ファイル権限)

6. 印象に残った出題ポイント

  • ifconfig, ip, netstat, ss などネットワーク系コマンド
  • /etc/sudoers の設定や権限管理
  • シェルスクリプトでの条件分岐・ループ構文
  • X Window関連の設定ファイル

7. 資格取得で得られたこと

ネットワーク理解が深まった

IPアドレスやサブネットマスクの仕組みがクリアになり、
AWSやクラウド環境でのネットワーク設計にも役立ちそうです。

Linuxへの興味がさらに増した

ログ監視やCLI操作への抵抗がなくなり、むしろ楽しくなってきました。


8. 今後の展望

当初は11月にCCNAを受験予定でしたが、
受験料の高騰と業務でAWS運用保守(CloudWatch、AWS CLI)を扱う機会が増えたため、
AWS SOA(SysOps)を先に受験することにしました。

最近SOAの試験範囲が改訂され、難易度が上がっているようですが、
その知識を活かして12月にAWS SAP(Solutions Architect Professional)を受験予定です。

勤務先ではAWS資格取得を推奨しており、報奨金制度もあるため、
積極的に学習を進めていきます。
目指せ、AWS資格全冠!


9. まとめ

  • LPIC-1 102はネットワーク・セキュリティ・スクリプトの理解が重要
  • Ping-t + スピードマスターの組み合わせが有効
  • AWSやクラウド資格への橋渡しになる
  • 実務でも確実に役立つ知識が身につく

10. おわりに

101に続いて102も合格でき、Linuxの基礎がしっかり固まりました。
今後はAWS資格やクラウド関連の知識を深め、
より高度な案件に参画できるように学び続けます。

「学び続ける姿勢が、エンジニアとしての市場価値を高める」

この記事が、これからLPIC-1 102を目指す方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

⇩PDFで合格証が届きました🙌
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