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Mac上でanyenvのnodenvで管理しているnpmで入れたモジュールにパスを通す

Last updated at Posted at 2019-08-20

この記事を書いたきっかけ:

Node.jsをnodebrewで管理していたのをやめ、anyenv経由で入れたnodenvでインストールし直したが、npmでグローバルインストールしたモジュールにアクセスできなくて困ったから

参考: nodebrew管理からnodenv管理への移行ははこちらを参考に行いました

注意:上記記事ではanyenvではなく、git経由でnodenvがクローンされています。anyenv経由でnodenvをインストールする方法も調べると出てきます。

前提

  • Node.jsをanyenvのnodenvで管理している
    • nodenvのバージョン: 1.1.2-1-g18489d7
    • Node.jsのバージョン: 9.11.1
    • npmのバージョン: 5.6.0

実際の手順

作業の順番に沿って説明します。

npmがnodenvで管理されたNode.jsのものであることを確認する

nodenvでのNode.jsのインストールは完了していると考えます。
Node.jsをインストールした際に自動的にnpmもインストールされています。

npmがnodenvで管理されたNode.jsのものであることを確認します↓

$ which npm
/Users/{your_user_name}/.anyenv/envs/nodenv/shims/npm

/usr/local/binなどが表示された場合、nodebrewなどを利用してインストールされていると思われます。

npmのパスが通らない場合

.bash_profileに以下の記述を追加します。
zshを使用している場合は書き込み先を .zshrcにするなど、適宜読み替えてください。

  • 方法1: ファイルに直接追記する
bash_profile
export PATH="$HOME/.anyenv/envs/nodenv/bin:$PATH"
  • 方法2: echoする
$ echo 'export PATH="$HOME/.nodenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
  • 更新する(方法1,2共通)
$ source ~/.bash_profile

では、このnodenv配下のnpmでモジュールをグローバルインストールします。

どのNode.jsのnpmか確認する

npmでグローバルインストールする対象のNode.jsが何か、念のため確認します。
nodenvで複数の環境を管理している場合は特に注意です。

  • nodenvでNode.jsのバージョン管理をしているか確認する
# インストール済みのNode.jsバージョン一覧
$ nodenv versions
8.11.1
* 9.11.1 (set by /Users/{your_user_name}/.anyenv/envs/nodenv/version)

ローカル環境のNode.jsを参照している場合、参照先のファイルが $ nodenv local {バージョン番号}実行時に作成されたファイル .node_versionになります。

$ nodenv versions
* 8.11.1 (set by /{where_your_locally_set_node_is}/.node-version)
9.11.1

グローバルバージョンを設定する場合

$ nodenv global {バージョン番号}

ローカル環境のNode.jsバージョンを設定する場合

$ nodenv local {バージョン番号}

.node_version というファイルが作成され、nodenvがローカルバージョンを認識できるようになります。

npmでモジュールをグローバルインストールする

今回は例として aws-cdkというモジュールをインストールしようとしていますが、適宜読み替えてください。

  • npmで aws-cdkをグローバルインストールする
$ npm install -g aws-cdk
/Users/{your_user_name}/.anyenv/envs/nodenv/versions/9.11.1/bin/cdk -> /Users/{your_user_name}/.anyenv/envs/nodenv/versions/9.11.1/lib/node_modules/aws-cdk/bin/cdk
+ aws-cdk@1.4.0
updated 1 package in 10s

インストールできたっぽいです。

モジュールのコマンドを確認する


$ cdk
-bash: cdk: command not found
# そんなコマンドねえよと怒られます

$ which cdk
# 反応なし

はい、通っていません。

追記:fifnel様からコメントでご指摘いただいた内容に修正しています

  • 以下のコマンドを実行する
$ nodenv rehash

~/.anyenv/envs/nodenv/shims/ 以下に実行ファイルがコピーされてそのまま使えるようになるみたいです (手元では確認済)
以下、nodenv 1.3.2 のヘルプより
rehash Rehash nodenv shims (run this after installing executables)

コマンドが通っているか確認します。

$ cdk
Usage: cdk -a <cdk-app> COMMAND
# (略)

$ which cdk
/Users/{your_user_name}/.anyenv/envs/nodenv/shims/cdk

通りました!

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