現在開発しているものにArduinoを搭載するべきか,ESP32にするべきか,どっちにしようか悩んだ筆者が備忘録として残します.
結論から言うと,初心者じゃない限りESP32のほうが万能かつ汎用性が高いのでおすすめです.
各スペック表は以下の通り.
| Arduino UNO | ESP32 | |
|---|---|---|
| CPU性能 | シングルコア, 16MHz動作 | デュアルコア, 最大240MHz動作 |
| Wi-Fi | 拡張部品で搭載可能 | 標準搭載 |
| Bluetooth | 拡張部品で搭載可能 | 標準搭載 |
| RAM | 2KB | 約520KB |
| ピン数 | 大体20本 | 30本以上 |
| 動作電圧 | 5V | 3.3V |
| 価格 | 3000円程度 | 1500円程度 |
ArduinoではR4WiFiと無線モジュールが標準搭載されたモデルも近頃ではでているみたいですね.
一概には比較できませんが,
- カメラで画像処理をしたり、複数のセンサーを同時に制御したりする高い処理能力が必要
- Wi-FiやBluetoothを使ってインターネットやスマホと連携させたい場合
などの目的の人はESP32の方が良さそうではありますね.
逆にArduinoはシールドと呼ばれる拡張基盤が豊富にあるため,機能拡張が容易であったり,ブレッドボードを使わずピンに直接ジャンパ線を差し込めたりするのでその点ではArduinoが便利だったりします.(とはいえ回路作る時は結局ブレッドボード使うのでそこはなんとも)