VL版 Office 2019のインストールは今までの方法と異なり，xmlファイルを作成し，DOS窓でコマンドラインを使用する必要がある．こちらに方法が記述してあったが分かりづらかったので備忘録を兼ねて

#Office Deployment Toolのダウンロード
Microsoft Download Centerからダウンロードを行い，適当なフォルダに展開する．

#xmlファイルの作成
メモ帳などを使いxmlファイル(configuration.xml)を作成する．
今回は64bitのOffice Professional Plus 2019をインストールするため，下記のような内容のファイルを作成した．

configuration.xml

<Configuration>
  <Add OfficeClientEdition="64" Channel="PerpetualVL2019">
    <Product ID="ProPlus2019Volume" >
      <Language ID="ja-jp" />
    </Product>
  </Add>
</Configuration>

32bitの場合は，OfficeClientEditionの64を32に変える．
Office Standard 2019の場合は，Product IDをStandard2019Volumeにする．
Office Professional Plus 2019およびOffice Standard 2019のインストールでは，Add要素のChannel属性にMonthlyやBroadは使えない(こちらに記述あり)．そのため，PerpetualVL2019を指定する．

作成したファイルを先ほどOffice Deployment Toolを展開したフォルダに保存する．

#Office 2019のインストール
DOS窓を管理者権限で実行し，作成したxmlファイルなどが存在するフォルダに移動後，以下のコマンドを実行する．

setup.exe /configure configuration.xml

これでインストールは完了
最後に，ライセンス認証はまだなので忘れずに