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[Power BI]ビジュアルのツールヒントはいい感じ

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🔍 背景:ドリルスルーだけじゃもったいない!

これまで、Power BIでビジュアルの明細を見たいときは「ドリルスルー」を使っていました。
もちろん便利なんですが、

  • ページ遷移が発生する
  • 戻るのがちょっと面倒
  • クリックしないと見られない

といった小さなストレスがありました。

そんなときに出会ったのが「ビジュアルヒント」。
これを使えば、マウスホバーだけで関連データを表示できるんです!


🛠 実装手順:4ステップでOK!

① マトリックスビジュアルを作成

まずは、明細を表示したい内容でマトリックスビジュアルを作成します。
このページが「ヒント」として使われます。


② ヒントページの設定

  1. ヒント用ページを開く
  2. ページの書式設定 > ページ情報
  3. 「このページをヒントとして使用することを許可する」を オン
    ページをヒントに使用する_1.png

③ ヒントの設定を有効化

  1. メインのビジュアルを選択
  2. ビジュアルの書式設定 > 全般 > ヒント を開く
  3. 「型」を「レポートページ」に設定
  4. 「ページ」で①で作成したページを選択
    ページをヒントに使用する_3.png

④ヒントページのキャンバス設定

  1. ヒント用ページを開く
  2. ページn書式設定 > キャンバスの設定
  3. 「型」を「カスタム」に設定
  4. 「高さ」、「幅」、「縦方向の配置」を設定
    ページをヒントに使用する_2.png

これで実装完了!
ページをヒントに使用する_4.png


🔄 ドリルスルー vs ビジュアルヒント

機能 ドリルスルー ビジュアルヒント
表示方法 クリックで遷移 ホバーでポップアップ
ページ遷移 あり なし
カスタマイズ性 高い やや制限あり
ユーザー体験 やや手間 スムーズ&直感的

💡 まとめ

ビジュアルヒントは、ユーザーにとってストレスの少ないデータ探索体験を提供できます。
特に、ダッシュボードを「見せる」用途で使うときに効果絶大です。

ドリルスルーと併用することで、より柔軟なレポート設計が可能になります。
ぜひ一度試してみてください!


🗨 コメント歓迎!

「こんな使い方もあるよ!」というアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてください。
フォローもお待ちしてます!


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