0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

ネットワーク解析ツールのBatfishをAWS上に起動する

Posted at

はじめに

ネットワーク解析ツールのBatfishをAWS上に構築するための記事です。
諸事情でDockerをインストールできない場合に使えます。

インストール方法

1 VPCの作成

後に諸々を起動させるため、VPCを作成します。
image.png
VPCを作成ボタンを押し,

次の設定を入れます。
image.png

image.png

意識して設定してほしいのは
・アベイラビリティゾーン (AZ) の数が2以上
・パブリックサブネットの数が2以上
です。
それ以外はBatfish構築には影響がないため好きに設定して大丈夫です。

2 ECSの設定

続いてECSの設定を行います。
ECSでは「クラスター」「タスク定義」「サービス」「タスク」といった言葉が出て来ます。
それぞれ以下のイメージで理解してください。
・タスク・・・・コンテナファイル(今回はBatfish)を動かすEC2単体のこと
・サービス・・・タスクの集まり。コンテナファイル(Batfish)を動かす集まりのこと
・タスク定義・・サービス/タスクの起動方法などを記すテンプレート。
・クラスター・・いくつかのサービスの集まり。

2-1 クラスター作成

ECS ⇒クラスターの作成 に入ります。
image.png

先ほど作成したVPCを指定し、
2つの"パブリックサブネット"を選択しましょう

image.png

2-2 サービス作成&タスク定義作成

続いてサービスを作成します。
2-1で作成したクラスターの中に入り、サービスの作成を押します。
image.png

下を参考に設定を入れます

image.png

デプロイ設定のタスク定義のところには、
設定したタスク定義を選ぶ必要があります。
ここでリンクからタスク定義を行いましょう。
image.png

Batfishは8888,9996,9997のポートを使うため、
ポートマッピングにも同じ設定を入れています。

image.png
次のページは初期設定のままで大丈夫です。

タスク定義が終わり、サービス設定に戻ります。
先ほど作成したタスク定義を選択します。
image.png

ネットワーキングには作成したVPCとサブネットを選びます。
image.png

セキュリティグループの設定は後で行います。
とりあえず新たなセキュリティグループの作成と名前だけ入力しましょう。

サービスの作成を押すとタスクが生成されています。
クリックするとパブリックIPアドレスが閲覧できますが、
この時点ではセキュリティグループの設定に拒まれアクセスできません。
このIPアドレスは後程使うので控えておいてください。

image.png

##3 セキュリティグループの変更
先ほど作成したセキュリティグループを
Batfish用に修正します。
VPC ⇒ セキュリティグループ ⇒ 作成したセキュリティグループ名
を選択します。

インバウンドルールの修正を押し、下記の設定に変更します。
image.png

ルールを修正したら、先ほどタスクのところで控えたIPにアクセスします。
ただし「(IPアドレス):8888」と入力し、8888ポートにアクセスしてください。
※batfishは8888にアクセスすることで利用できます。

image.png

トークンの入力が求められます。
こちらはECS⇒クラスタ⇒タスク⇒ログ の
image.png
こちらの部分に記されています。

入力しこちらの画面に移ればBatfishの利用ができます。
image.png

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?