#はじめに
初めてWebアプリケーションを作ってみました。グラフをクリックして現在の感情を記録して、後から振り返れるものです。また、1日ごとにどのような感情が多かったかを解析する機能もあります。
開発にはPythonとFlaskを使っています。
#開発の経緯
ふと今日は楽しかった1日だったのか、疲れた1日だったのか振り返ろうと思ったけど、大体その日の一番大きな出来事に引っ張られている気がする。そもそも1日の感情の動きがどのようなものだったか忘れてるなと思いました。
そこで、忘れてしまうならアプリケーションとして記録できるとよいと思い「Record Emotion」開発をしました。
#Record Emotionの概要
このアプリケーションは自分の感情を記録でき、後から振り返ることができるものです。
画面は下記の3画面から構成されています。
・感情を記録するトップ画面
・記録した感情を表示する表示画面
・日付ごとにポジティブかネガティブのどちらだったかの日付画面
それぞれのページから別の2ページにアクセスするリンクが下部に用意されています。
##トップ画面
トップ画面は、最初にアクセスすると表示される画面です。また、感情を記録する入力項目も下部にあります。
感情の記録は、タイトル、グラフへのプロット、コメントの3つを入力した後に「記録する」ボタンを押すことで記録されます。今回は単純な感情(快、不快)ではなく、複雑な感情を記録したかったため、Plutchikの感情の輪を参考にしました。
8つの基本感情から2つを選び組み合わせることで応用感情になるというものです。
詳しいことはPlutchikの感情の輪を参照してください。
入力をして送信すると、入力された情報はタイトル、グラフの軸と座標位置、コメントが送られます。送信が完了すると、自動的に記録した感情を表示する表示画面に遷移します。
##記録画面
記録した感情は、表示画面から確認できます。
上部にタイトルと記録した日時を表示し、その下に記録したグラフを描画し、下部にはその時のコメントも合わせて表示します。
技術的にはGoogleSpreadシートを直接読み込み、時系列順に表示しています。
##日付画面
日付画面では、1日ごとにその日の感情からポジティブが何件、ネガティブが何件あったのかカウントをしてします。
ポジティブの件数が多い場合には、「今日もよい1日でした!!」と表示します。
ネガティブの件数が多い場合には、「こんな日もある!よく寝よう!」と表示します。
ポジティブとネガティブの件数が同じ場合には、「なんとも言えない日だね」と表示します。
#おわりに
初めてWebアプリケーションを作ってみました。
グラフの描画ができないことや入力したデータをどこに保管しておこうか困ったことが多かったですが、
調べているうちにできるかもと試したものをそのまま使っています。
今後はWebブラウザから入力だけでなく、スマートフォンから入力やLINEからアクセスできないかなと考えています。
また、記録したデータもポジティブかネガティブの2択に分けたものであるため、もっとより詳細な解析(24通りの感情分析、時間ごとの感情の変化)について試したいです。