Talend で簡単にCData JDBC driver for kintone をワークフローに統合する方法を説明します。ここではCData JDBC Driver for kintone を使ってTalend Open Studio でkintone data をジョブフローに転送します。
#Talend には多くのオープンソースコネクタがあるのになぜ商用のCData Driver 製品を?
Talend の良さは、その直観的でシンプルなUI もありますが、Talend Exchange で入手できる豊富なオープンソースのコネクタがありますhttps://exchange.talend.com/。ただし、使ってみると「コネクタ毎にクエリや接続設定など差があって使いにくい」「Talend は安定提供だけど、サードパーティのOSS アダプタは?」と感じる方がいると思います。
CData では、80を超えるデータソースに対して統一規格でつくられたJDBC Drivers を提供しています。
http://www.cdata.com/jp/jdbc/
データソースへの接続方法、SQL クエリ、ログ・プロキシ・ファイアウォールなどの設定などがすべて統一仕様になっています。
オープンソースで自由度を高め、コスト低減を実現し、さらにアダプタにはCData JDBC 製品を使うことでユーザビリティ向上を両立することが可能です。
#JDBC Talend にkintone をデータソースとして設定
記の手順に従って、kintone にJDBC 接続を確立します:
CData JDBC Drivers for kintone の30日の無償評価版をダウンロードします。
http://www.cdata.com/jp/drivers/kintone/download/
- kintone data に新しいデータベース接続を追加:新しく接続を追加するには、[Metadata]ノードを展開し[Db Connections]ノードを右クリックして[Create Connection]をクリックします。
- ウィザードが表示されたら、接続に名前を入力します。
- 次のページで、[DB Type]メニューから[Generic JDBC]を選択してJDBC URL を入力します。
- ドライバーのJAR をクラスパスに追加:インストールディレクトリの[lib]内の.jar および.lic を追加
- ドライバークラス:cdata.jdbc.kintone.KintoneDriver
- JDBC URL: dbc:kintone:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://subdomain.domain.com;SpaceId=myspaceid
- 接続を右クリックして[Retrieve Schema]をクリックします。
- デフォルトオプションで[Next]をクリックしインポートしたいテーブルを選択します。
- デフォルトオプションでウィザードを終了します。
これでTalend にkintone JDBC Driver が配置され、kintone への接続が確立されました。
kintone データはテーブルに抽象化されて取得できるようになります。
#Comments テーブルをフラットファイルに出力
下記の手順に従って、kintone のテーブル(アプリ)をフラットファイル出力コンポーネントに転送します。
- [Table Schemas]ノードで、テーブルをワークスペース内にドラッグします。
- ダイアログが表示されたら[tJDBCInput]コンポーネントを選択します。
- 次に、[tFileOutputDelimited]コンポーネントをパレットの[Business Intelligence]タブからワークスペース内にドラッグします。
- tJDBCInput コンポーネントを右クリックしてベクタを出力ファイルにドラッグします。
- プロジェクトを実行して、データをフラットファイルに出力します。
#Talend で使える人気ドライバー
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