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【AWS】WindowsでAWS CLI バージョン 2をインストール

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Windows環境でAWS CLI バージョン 2をインストールする方法についての備忘メモです。

前提条件

この記事の対象者

  • IAM ユーザ情報を持っており、AWS CLI を初めてインストールする
  • AWS CLI バージョン 1 をインストール済で、バージョン 2 にアップグレードしたいがインストール方法を忘れた

この記事のゴール

AWS CLI バージョン 2をインストールし、基本設定を行う

必要なもの

  • 64 ビットバージョンの Windows XP またはそれ以降
  • ソフトウェアをインストールするための管理者権限
  • IAMユーザの、アクセスキーIDとシークレットアクセスキー

環境情報

Windows 10 Home (64bit) バージョン 1909 (November 2019 Update)

AWS CLI バージョン 2 インストール手順

以下の手順でインストール、基本設定を行います。

  1. AWS CLI MSI インストーラのダウンロード
  2. ダウンロードした MSI インストーラの実行
  3. インストールの確認
  4. AWS CLI 設定

参考:公式ユーザガイド

基本的なインストール方法は公式ユーザガイドに記載されています。

実際にインストールしてみる

1. AWS CLI MSI インストーラのダウンロード
[こちら](https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.msi) から最新のMSI インストーラをダウンロードします。 ![awscli_v2_msi.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/620994/833a87e7-e7e9-2662-f052-d998a67d974d.jpeg)
2. ダウンロードした MSI インストーラの実行
MSI インストーラを実行し、画面の指示に従って進めます。 ![awscli_v2_install_001_60.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/620994/f0050450-193d-2dbf-cb79-83bc7388af31.png) ![awscli_v2_install_002_60.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/620994/12f20564-c22a-796b-79dc-e40628d7d96c.png) デフォルトでは、```C:\Program Files\Amazon\AWSCLIV2``` にインストールされます。 ![awscli_v2_install_003_60.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/620994/e4dbb035-0ccf-c7c9-2dfe-0246694eb639.png) ```Install``` をクリックして、インストールを開始します。 ![awscli_v2_install_004_60.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/620994/81183078-47a3-635e-7527-fc02d4f00006.png) 以下の画面が表示されたら、```Finish```をクリックし、インストールを完了します。 ![awscli_v2_install_006_60.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/620994/a99005e8-e492-c5b4-fdc7-20ae26c8535a.png)
3. インストールの確認
コマンドを入力して、インストールされていることを確認します。
コマンド
aws --version
実行結果
aws-cli/2.1.7 Python/3.7.9 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off
4. AWS CLI 設定
コマンドを入力して、AWS CLI を使用するための基本設定を行います。
コマンド
aws configure
設定値の入力
AWS Access Key ID [None]: [アクセスキーIDを入力]
AWS Secret Access Key [None]: [シークレットアクセスキーを入力]
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: json
設定の確認を行います。
コマンド
aws configure list
実行結果
      Name                    Value             Type    Location
      ----                    -----             ----    --------
   profile                <not set>             None    None
access_key     ****************XCOV shared-credentials-file
secret_key     ****************UJjg shared-credentials-file
    region           ap-northeast-1      config-file    ~/.aws/config
**参考:公式ユーザガイド**

AWS CLI バージョン 1 がインストール済みの場合

バージョン 1 をアンインストールする

公式ユーザガイド では、AWS CLI バージョン 2 を使用する際に、バージョン 1 をアンインストールすることが推奨されています。

推奨: – AWS CLI バージョン 1 をアンインストールし、AWS CLI バージョン 2 のみを使用します。

バージョン 1 と 2 では同じ aws コマンドが使用され、検索パスで最初に見つかったバージョンが使用されるためとのことです。
バージョン 1 のアンインストール方法は こちら

バージョン 1 と 2 を併用する

PATH環境変数の設定を変更し、バージョン 2 の aws コマンドを実行することが可能です。

バージョン 2 インストール後すぐの状態

AWS CLI バージョン 1 がインストール済みの環境で、バージョン 2 のインストールを行うと、両方が共存した状態となります。
program_and_features.png

このまま aws コマンドを実行すると、バージョン 1 の aws.exe が実行されます。

コマンド
aws --version
実行結果
aws-cli/1.18.190 Python/3.6.0 Windows/10 botocore/1.19.30

これは、インストール時に自動設定されたPATH環境変数で、バージョン 1 のパスが優先されているためです。

PATH環境変数の設定

環境変数の設定で、バージョン 2 のパスを バージョン 1 のパスよりも上に移動すると、バージョン 2 の aws.exe が実行されるようになります。

バージョン1のデフォルトパス
C:\Program Files\Amazon\AWSCLI\bin\
バージョン2のデフォルトパス
C:\Program Files\Amazon\AWSCLI2\

バージョン 2 のパス C:\Program Files\Amazon\AWSCLI2\ を、
バージョン 1 のパス C:\Program Files\Amazon\AWSCLI\bin\ よりも上に移動します。
environment_var_60.png

aws --version コマンドで、バージョン 2 の情報が表示されるようになりました。

コマンド
aws --version
実行結果
aws-cli/2.1.7 Python/3.7.9 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off

おわりに

IAM ユーザのアクセスキーIDとシークレットアクセスキーについて、AWS CLI の設定と認証情報については、別記事を書きたいと思います。

参考サイト

参考にしたAWS公式のユーザーガイド

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