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リーダブルコード(第1章〜第2章)の学び

Last updated at Posted at 2025-05-10

はじめに

この章では「読みやすいコードとは何か?」という原則から、「名前に情報を詰め込む」ことでコードの理解がいかに早くなるかについて学びました。

理解しやすいコードとは?

書籍では、理解しやすいコードとは「理解するまでにかかる時間が最も短いコード」と定義されていました。
「できる限り早く理解できること」を意識することが大切だということで、自然と腑に落ちました。

名前に情報を詰め込む

具体的な手法として、変数名や関数名に意味を持たせることで、コードの意図が明確になり、
「ミスの発見も早くなる」
という話が印象的で一番の学びになりました。

理解の速さに加えて、ミスの発見速度も上がるということで、リーダブルコードちゃんと学ぶべきだなと強く感じました。

1. 意味のある名前をつける

  • 動作の明確化
    例:getfetch(ネットワークアクセスが含まれるとわかる)

  • 単位の明示
    例:timetime_s(秒単位であることがわかる)

  • 状態の明示
    例:dataunescaped_data(未加工であることが明確)

2. 名前の具体性がバグの発見を助ける

例えば、戻り値の変数名を retvalue とするよりも、sum_squares とすれば、sum_squares += val のような間違いにもすぐに気付くことができる。具体的な名前があることで、「何が正しい形なのか」の認識がコード上で明確になる。

3. スコープに応じて名前の長さを調整する

  • スコープが短い場合:短く抽象的でもOK(例:i, val
  • スコープが長い場合:具体的にすべき(例:user_id_list, escaped_html_string

短いスコープに長い名前を使うと、冗長になってしまうこともあるため、バランスが重要だと学んだ。

4. フォーマットで情報を与える

  • クラスのメンバ変数の末尾に _ をつける

    これにより、引数やローカル変数とメンバ変数を区別でき、可読性が上がる。

おわりに

『リーダブルコード』はプログラミングを始めたばかりの頃に読んだときは、その重要性をあまり感じませんでした。
しかし、ある程度の規模のコードを扱えるようになってきたため、変数名、関数名が、コード全体の理解に大きく影響することはわかります。

特にチーム開発や、数週間後に自分が再度読むコードにとっては「読みやすさ」はとても重要だと思います。
日々の実装から意識していこうと思いました。

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