はじめに
Windows 11を導入した自作PCで、USB接続のキーボードとマウスが使用できなくなった場合の一つの原因と(暫定)対策です。
現象
Windows 10からWindows 11 にアップグレードとして自作PCで、Secure bootを有効にしたところ、USB接続のキーボードとマウスが、Windows画面で反応しなくなりました。BIOS画面では使用できました。
原因
USB接続のキーボードとマウスのドライバとして、それぞれ、有効な署名がない
暫定対策
デバイスマネージャーの画面で、キーボードとマウスのドライバを、それぞれ
* HIDキーボードデバイス
* HID準拠マウス
を選択します。
念のために、すべてのUSBポートに接続して選択し直しておくと、使用するUSBポートを変更した場合にも安心です。
キーボード用のドライバの変更
[手順1] デバイスマネージャーの画面で「PluralInput Keyboard」ドライバ(!マークのドライバ)を選択します:

[手順2] 「コンピューターを参照してドライバを検索」をクリックします:

[手順3] 「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします:

[手順4] 「HIDキーボードデバイス」を選択し、「次へ」をクリックします:

[手順5] 「HIDキーボードデバイス」選択後の画面です:

[結果] HIDキーボードデバイスが選択した結果の画面です(USBハブ接続のキーボードと、PCのUSBポートに直接接続しているキーボードとを併用しているので、デバイスも二つ表示されています):

マウス用のドライバの変更
[手順1] デバイスマネージャーの画面で「PluralInput Mouse」ドライバ(!マークのドライバ)を選択します:

[手順2] 「コンピューターを参照してドライバを検索」をクリックします(画像は省略)。
[手順3] 「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします(画像は省略)。
[手順4] 「HID準拠マウス」を選択し、「次へ」をクリックします:

[手順5] 「HID準拠マウス」デバイス選択後の画面です:

[結果] HID準拠マウス選択後の画面です(USBハブ接続のマウスとPCのUSBポートに直接接続しているマウスとを併用しているのでデバイスも二つ表示されています):

恒久対策(検討中)~”あとがき”もかねて
今まで使用したことがないUSBポートに、新たにUSB接続したキーボードまたはマウスを接続すると、上記のPluralInput デバイスが選択されました。
恒久対策は、PluralInput ドライバの優先度を、HID準拠ドライバより下げることと考えています。 Copilotから具体的な方法も教えてもらっており、Windowsのドライバに贈位系が深い方でしたら方法をご存じだとは思いますが、切羽詰まっていないこともあり、まだ確認中(検討中)です。
Copilotに何回か質問して、対策方法を検討していましたが、今回の手順を資料としてあげておいた方がよいのではないかと思い、Qiitaに登録させて戴くこと考えました。
[補足] 設定を確認した自作PCのハードウェア
原因ではありませんでしたが、使用している自作PC3台の構成を紹介します。
1台目と2台目のキーボードとマウスは、いずれも、PCのUSBポートに直接接続したキーボード/マウスとUSBハブ経由で接続したキーボード/マウスの2つを使用しているため、デバイスマネージャーに表示されているデバイスドライバもそれぞれ2つずつ表示されています。
| 構成 | 1台目 | 2台目 | 3台目 |
|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 5 4650G | AMD Ryzen 5 7535H |
| マザーボード | ASUS TUF GAMING B550-PLUS | (同左) | ASUS PN53-B-S5068MD (ベアボーン) |
| メモリ・サイズ | 32GB | 32GB | 32GB |
| グラフィック | ASUS DUAL-RTX3060-012G-V2 | 内蔵 | 内蔵 |
| OS | Windows 11 Pro 24H2 | Windows 11 Pro 25H2 | Windows 11 Pro 24H2 |
| マウス | Kensington Orbit Trackball with Scroll Ring | (同左) | サンワサプライ MA-TB38BK |
| キーボード | Elecom TK-FCM114S | サンワサプライ SKB-SL06SV | (同左) |
