この記事は2025年7月時点の手順です。
macOS Sequoia(15.5)対応ですが、最新バージョンは公式サイトをご確認ください。
この備忘録の目的
Macで Salesforce CLI を使えるようする
自分のMacBookProを新調した際に、Salesforce CLI を npm でインストールする日本語での参考記事が見当たらなかった。
基本的には上記に備えてのメモなのでご参考まで。
npmインストール
最新版がすぐに使える(簡単にアップデート可能)
権限トラブルを防げる(sudo不要)
他のNodeツールと一緒に管理できる(管理が楽)
手順
1. Xcode Command Line Tools をインストール
まずはコマンドラインツールを入れる。
xcode-select --install
xcodeをインストールしているのではなく、CLTをインストールしている。
xcodeは入っていなくても、xcode-selectコマンドはMacに標準装備のコマンド群。
もし GUI が反応しなかったら手動で以下からダウンロード。
▶️ Apple公式ダウンロードページ
ログインが必要
記事執筆時点では、Command Line Tools for Xcode 16.4 を選択(macOS Sequoia対応)
パスを設定(必須)
sudo xcode-select --switch /Library/Developer/CommandLineTools
2. Node.js の管理ツール nvm をインストール
下記のバージョン番号(v0.40.3)は記事執筆時点
nvm インストールコマンド
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.3/install.sh | bash
最新バージョンは下記
nvm 読み込み設定
.zshrc に以下を追加:
echo 'export NVM_DIR="$HOME/.nvm"' >> ~/.zshrc
echo '[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh"' >> ~/.zshrc
設定反映
source ~/.zshrc
3. Node.js LTS をインストール
最新版LTS(推奨バージョン)をインストール。
nvm install --lts
バージョン確認
node -v
npm -v
結果:
Node.js → v22.17.0
npm → v10.9.2
4. Salesforce CLI をインストール
npm でグローバルインストール。
npm install --global @salesforce/cli
インストールできているか確認。
sf --version
下記のようにインストールできていれば完了!
@salesforce/cli/2.96.4 darwin-arm64 node-v22.17.0
補足
VS Codeへ下記のようなSalesforce拡張機能のインストールも忘れずに。
VS Codeの拡張機能の一部の機能はJava Platform、Standard Edition Development Kit (JDK) に依存するため、JDKをインストールする。
以上!
未来の自分、忘れていたらこれを見返せ。
(事前にnvm と @salesforce/cli の最新版を調べること)