Spresense HDR カメラに接続できるかなと思い、ズームフォーカスレンズを入手しました。巷では、アイリス制御レンズをズームレンズと称して売っているところもありますが、騙されないようにしましょう。アイリス制御レンズはモーターが一つ、ズームフォーカスレンズは、モーターが2つです。
ズームフォーカスレンズ(モーター2つ:ズームフォーカスは電動)
ズームフォーカスレンズはM14と標準のM12よりちょっと大きめ。よいフォルダが見つからないため、作ってみました。完成品がこちら。
フォルダは「Free CAD」で作成しました。パーツはフォルダの底と筒の2つの構成です。この2つを瞬間接着剤などで剥がれないよう強力に接着します。普通のセメダインなどではネジ穴を貫通させるときに剥がれてしまうので注意してください。(そのうちGithubにあげます)
フォルダは、HDRカメラオリジナルのレンズバレルをつなげていたネジを使って、裏からネジ止めします。
注意点が一点。3Dプリンタのフィラメントには黒を使ってください。白や色付きのフィラメントだと光がイメージセンサに入り込んでしまい、全体が明るくなったり色がついたりします。
次はズームフォーカスのモーター制御について解説したいと思います。
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