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元号改正時のテストケースについて考えてみたので突っ込みを入れて欲しい

Last updated at Posted at 2019-02-03

どうも、はるにゃんです。初投稿です。

元号改正、ついに今年に迫ってきました。
わたくしも元号改正チームに
**「テストやって★」**と追加戦士として参戦させられまして、頭を抱える毎日でございます。

そんなわけでソフトウェアテストエンジニア(仮)として昨年12月から勉強を始めていますが、
弊社にテストエンジニアが存在しないため、ここに書いて誰かが素敵な助言を下さることを期待しつつ、
元号改正の対応としてこういうテストをやればいいのかな?というのを考えてみました。

※ ここに書いたテストケースはあくまでも一例です。網羅性だのなんだのは何も考えていません。
実業務でのご利用は計画的に。

まずは想定している仕様

画面上で”元号頭文字+和暦/月/日”で入力をおこなう(例:平成31年2月10日→H31/02/101)。

仮に、新元号を"J:神化2"とします。

境界値分析

とりあえずテストの基本、境界値分析です。
平成と神化の境界は2019/04/30と2019/05/01ですので、
入力値としてH31/04/30とJ01/05/01をテストケースに入れるのは当然のお話です。みんなそうする、オレもそうする。

さて、平成の境界線と、神化の境界線を考えると、
平成:1989/01/08~2019/04/30
神化:2019/05/01~2999/12/313

では、平成と昭和の境界は…どうなんでしょう?
テストケースにくわえる必要ってあるのかしら?

とりあえずここまでで、大体こういうテストケースを作ってみました。

テストデータ 期待結果
H01/01/08 1989/01/08
H31/04/30 2019/04/30
H31/05/01 ×
J01/04/30 ×
J01/05/01 2019/05/01
J99/12/31 2117/12/31

組み合わせテスト

組み合わせテストです。
日付で考えられる組み合わせについては、FromToの検索くらいなのですが、もし他にあったら教えてくださいっ><;

FromがNULLの場合は1900/01/01
ToがNULLの場合は2999/12/31
となる仕様の場合を考えます。

From To 期待結果
NULL NULL 1900/01/01~2999/12/31
NULL H31/04/30 1900/01/01~2019/04/30
H31/04/30 NULL 2019/04/30~2999/12/31
NULL J01/05/01 1900/01/01~2019/05/01
J01/05/01 NULL 2019/05/01~2999/12/31
H31/04/30 J01/05/01 2019/04/030~2019/05/01
J01/05/01 H31/04/30 ×
J01/05/01 J99/12/31 2019/05/01~2177/12/31

大体こういう感じでしょうか汗

やってみた感想

考えるとやってみたくなるものですが、「バグでそうだなこれ」という勘が私に足りてないなという感想。
この程度のテストケースで出てくるバグなら、苦労しなさそうだなって…。

  1. DB上2020/02/10の日付を画面で表示させると、H02/02/10となる不具合があったけれど、それはまた別のお話。
    DB上は西暦で保持しているので、和暦→西暦変換でDBへの登録、西暦→和暦変換で照会をします。
    和暦でDBに保存してるとかっていう変態システムは想定の範囲外すぎます

  2. コンクリート・レボルティオはいいぞ。

  3. 便宜上こう書いてみました。
    となりますので、H31/05/01とJ01/04/30も境界値分析的には必要になるのではないでしょうか。
    コレかいてて気付いたんですが、J99/12/31ってどうなるんだろう。気になります!

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