gRPCを使ったサーバー側の実装をしているとき、curlでリクエストを投げたりクライアントのモックrpcを用意したりして動作確認を行っていました。
ここ辺りをもう少し手軽に投げたいなぁと思いツールを探していたところ、BloomRPCというOSSのツールを見つけました。
とても便利で使いやすかったので紹介します。
GitHub
インストール
今回はMacにインストールしていきます。方法はGitHubページに記載してありますが非常に簡単で、以下のbrewコマンドを打つだけです。
brew cask install bloomrpc
使用方法
インストールが完了したらアプリケーションフォルダにBloomRPCが追加されているので開きます。
画面は以下のような感じです。
シンプルなので使用方法はだいたい見れば分かりますが、以下の流れで使います。
- protoファイルの読み込み
- 接続先の指定
- rpcの選択
- リクエストの中身の用意
- 実行、結果の表示
protoファイルの読み込み
使用するprotoファイルを読み込みましょう。左上の+ボタンを押してprotoファイルを指定します。
選択すると、左のバーに読み込まれたprotoファイルのrpcがずらっと表示されます。
接続先の指定
接続先は画面上部のバーに入力します。
リクエストの中身の用意
実行したいrpcを左のバーから選択すると、画面中央にリクエストのJsonが表示されます。ここの各要素に指定したいパラメーターを入力します。
レスポンスの確認
画面中央にある実行ボタンを押すとクエリが実行され、画面右に実行結果のレスポンスが表示されます。
メタデータの指定
画面下部にメタデータを指定できる欄が用意されています。認証などでメタデータに要素を付加したい場合に利用します。
超シンプルで使い勝手がいいので積極的に使っていきましょう!