特定のUSBデバイスを鍵にして、プログラムと連携させる

USBデバイスにはそれぞれ固有のIDが割り振られています。
特定のUSBデバイスが挿入されたときに、プログラムで処理をしたいときに使えるNode.jsのライブラリを公開しました。

使い方

インストール

以下の二つのコマンドを実行する。

npm install -g TakutoYoshikai/usbkey

# ローカルのnode_modulesにもインストール
cd /path/to/project
npm install --save TakutoYoshikai/usbkey

USBデバイスの登録

このコマンドを実行した後、USBデバイスを挿入する。

usbkey-register

./usbkeyというファイルが生成されます。これが登録されたUSBメモリを検知する、ハッシュ化されたパスワードのようなものです。

以下のJavaScriptファイルを用意し、好きな処理を追加する。

index.js

const usbkey = require("usbkey");

usbkey.observe("./usbkey", {
  add: function() {
    // 挿入された時の処理
　　　　　　　　console.log("added");
  },
  remove: function() {
　　　　　　　　// 取り出された時の処理
    console.log("removed");
　　　　},
});

以下で実行する。

node index.js

登録されたUSBデバイスを挿入したときにaddedと出力され、取り出すとremovedと出力されます。