Discord.pyのグローバルチャットについてはさんが[Discord.pyでグローバルチャット](https://qiita.com/coolwind0202/items/061a08b0608d94fcb552)という記事を書いていたので、そちらをご覧ください。

Discord.jsのインストールなどは省略するので、自分で調べてください。

#追記
220/04/30 画像が表示されないバグを直しました。

グローバルチャットとは

グローバルチャットとは、あるサーバーAでメッセージを送信すると、他のサーバーBやCでもメッセージを受信できるというものです。また、Bでメッセージを送信するとAやCでもメッセージを受信できます。

説明が下手なのでこちらを見てもらった方が早いと思います。

#コード
グローバルチャットのコードです。コードについての解説は下を見てください。

discordbot.js

client.on('message', message => {
	if(message.author.bot){
		return;
	}
	if (message.channel.name == ("グローバルチャット")){
		message.delete();
		const ch_name = "グローバルチャット";
		client.channels.forEach(channel => {
			if (channel.name === ch_name) {
				channel.send({embed: {
					title: message.content,
					color: 0x800080,
					timestamp: new Date(),
					footer: {
						text: "TestBotのグローバルチャット"
					},
					thumbnail: {
						url: "https://cdn.discordapp.com/avatars/${message.author.id}/${message.author.avatar}.png"
					},
					fields: [
						{
							name: "サーバー",
							value: `${message.guild.name} (${(message.guild.id)})`,
							inline: true
						},
						{
							name: "チャンネル",
							value: `${message.channel.name} (${message.channel.id})`,
							inline: true
						},
						{
							name: "ユーザー",
							value: `${message.author.username} (${message.author.id})`,
							inline: true
						}
					]
				}});
			}
		})
	}
});

#コード解説
ここではコードの解説をしていきます。

Discord.js

client.on('message', message => { // メッセージが送信されたとき
	if(message.author.bot){ // もし相手がBOTなら無視する
		return;
	}
	if (message.channel.name == ("グローバルチャット")){ // もし送信された場所が「グローバルチャット」なら
		message.delete(); // メッセージを削除する(二重になるのを防ぐため)
		const ch_name = "グローバルチャット"; // 「グローバルチャット」という名前のチャンネルに一斉配信
		client.channels.forEach(channel => {
			if (channel.name === ch_name) {
				channel.send({embed: {
					title: message.content, // メッセージ内容
					color: 0x800080, // 色
					timestamp: new Date(),
					footer: {
						text: "TestBotのグローバルチャット" //フッターの内容
					},
					thumbnail: {
						url: "https://cdn.discordapp.com/avatars/${message.author.id}/${message.author.avatar}.png" // ユーザーのアイコン
					},
					fields: [
						{
							name: "サーバー",
							value: `${message.guild.name} (${(message.guild.id)})`, // 送信されたサーバーの名前とID
							inline: true
						},
						{
							name: "チャンネル",
							value: `${message.channel.name} (${message.channel.id})`, // 送信されたチャンネルの名前とID
							inline: true
						},
						{
							name: "ユーザー",
							value: `${message.author.username} (${message.author.id})`, // 送信したユーザーの名前とID
							inline: true
						}
					]
				}});
			}
		})
	}
});

embedについてはこちらの記事をご覧ください。

#完成!

メッセージを送信すると、このような感じになります。