昨今、コードを書くときに避けられない
ライブラリー(関数)の使用ですが、
どのライブラリーを使えば良いのかなかなか
決められないと思います。
そこで、今回はPHPで役に立つライブラリーをご紹介したいと思います!
#memory_get_peak_usage
PHP によって割り当てられたメモリの最大値を返します。
echo memory_get_peak_usage();
echo memory_get_peak_usage(true);
225472
262144
このように、プロセス中のメモリのピーク値と
trueを指定することでそのときに割り当てられたメモリの量を
バイト単位で表示します。
#ポインタ関連の関数
###key(), next(), prev()
$cities = array('Tokyo' => 'Tokyo', 'Osaka' => 'Osaka', 'Aichi' => 'Nagoya');
echo key($cities).PHP_EOL;
next($cities);
echo key($cities).PHP_EOL;
prev($cities);
echo key($cities).PHP_EOL;
Tokyo
Osaka
Tokyo
key()で現在ポインターが指している配列のキーを取得します。
next()で現在ポインターが指しているキーを一つ進めます。
prev()で現在ポインターが指しているキーを一つ戻します。
###array_unique()
$data = [100, 100, 200, 300, 400];
print_r(array_unique($data));
Array
(
[0] => 100
[2] => 200
[3] => 300
[4] => 400
)
array_unique()で配列から重複した値を削除することができます。
###array_filter()
function Filter($var)
{
return $var > 200;
}
$value_array = [100, 200, 300, 400, 500];
$value = array_filter($value_array, 'Filter');
print_r($value);
Array
(
[2] => 300
[3] => 400
[4] => 500
)
array_filter()で特定の配列をフィルタリングすることができます。
フィルタリングの内容は第二引数に定義した関数の元、行われます。
###array_map()
function Add($n)
{
return $n - 100;
}
$value_array = [100, 200, 300, 400, 500];
$value = array_map('Add', $value_array);
print_r($value);
Array
(
[0] => 0
[1] => 100
[2] => 200
[3] => 300
[4] => 400
)
array_mapで全ての配列要素に同一の処理を行うことができます。
第一引数に処理を行う関数を指定し、第二引数に処理をしたい配列を指定します。
###array_push()
$value_array = [100, 200, 300, 400, 500];
array_push($value_array, 600, 700);
print_r($value_array);
Array
(
[0] => 100
[1] => 200
[2] => 300
[3] => 400
[4] => 500
[5] => 600
[6] => 700
)
array_pushで配列の最後の要素に値を追加することができます。
第一引数に配列を指定し、第二引数に追加したい値を指定します。
###unset()
$value_array = [100, 200, 300, 400, 500];
unset($value_array[1]);
print_r($value_array);
Array
(
[0] => 100
[2] => 300
[3] => 400
[4] => 500
)
unsetは指定した配列の要素を削除できます。
#まとめ
PHPに限らず昨今のプログラミング言語では、
ライブラリー(関数)を駆使することがどのプログラマーにも
求められます。コードの可読性を高める為にも便利な関数は
どしどし使っていきたいですね!
#参考文献
PHPerなら知っておいて損はない10の関数
【初心者必見!】PHPのよく使う配列操作の関数まとめ(array)