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同じSalesforce組織内で異なる商談フェーズを使い分ける方法

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こんにちは。本橋です。
今回は「同じSalesforce組織内で異なる商談フェーズを使い分ける方法」について説明します。

基本的な設定では、1つの商談オブジェクトには1つのフェーズの種類しか表示できません
このフェーズを2つに使い分けたい という要望があった場合どうするか について説明します。

そもそもフェーズとは何かというと
画像のように一般的に矢羽のように表示されている部分です。
商談フェーズ.png

デフォルトでは
Prospecting→Qualification→Needs Analysis→Value Proposition
と続いていき、最後に受注or失注になります
一般的に左のフェーズからどんどん右に進んでいくように表示させます。

しかしながら、
・同じ会社でも営業部隊が複数いて、必ずしもその営業部隊は同じように商談が進まない
・会社合併などで同じ会社に在籍する営業部が必ずしも同じ商談フェーズの動きをとらない

ということがあり、
Prospecting→Qualification→Needs Analysis→Value Proposition
の動きがある部隊もあるが、
Prospecting→Needs Analysis→Value Proposition
とQualificationを飛ばしたり、また「上司にヒアリング」という追加の選択リストも必要なはずです。

さて、では「同じSalesforce組織内で異なる商談フェーズを使い分ける方法」について設定を説明します

ステップ1 フェーズに追加する選択リストを作成
まずは今回追加する必要のあるフェーズの選択リストの値の追加を行います
オブジェクトマネージャー>商談>フェーズ>新規ボタンをクリック
です
フェーズ新規.png

新規フェーズ作成画面は下記となります
上司にヒアリング.png

ステップ2 セールスプロセスを作成、編集
新規フェーズ作成後、セールスプロセスの設定を行います。
セールスプロセスで設定したフェーズの選択リストのみがフェーズ選択が可能です
セールスプロセス編集.png

ステップ3 レコードタイプ作成
レコードタイプを作成することにより、商談の「新規」ボタン作成時に複数の選択をして、どのフェーズを使用するかの選択が可能になります。
レコードタイプ作成時は、必ずセールスプロセスの選択が必要です
新規レコードタイプ.png

さて、これで作業は完了です。
まずは商談の「新規」ボタンをクリックすると、2つの選択肢が表示されます
レコードタイプ.png

このように、フェーズが異なる商談の作成が可能となります
最後.png

まとめ
複数の商談フェーズを使い分けるには
・セールスプロセスの作成
・レコードタイプの作成
が必要。
もしも新規のフェーズの選択肢を追加したいなら、フェーズの選択リストの値の新規作成が必要です

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