設定方法は各社のページに詳しく書いてありますので、ここではリンクのみの紹介です。
##解決したい課題、困りごとなどの背景
###スマート農業などを実現する場所に下記の課題を想定しています。
(1)通信機器には電源が確保できるが、センサー設置場所が電源が無い。
(2)過酷な条件(雨水、高温、海水)でセンサーの保護が必要。
(3)センサー毎にSIMを使用するのはコストが心配
など
###全体構成(案)です。
##1.データ収集・通信
###IoTプラットフォームとして採用するのはSORACOMです。
IoTプラットフォーム SORACOMは、IoTを実現するために必要となるIoTデバイスや通信、アプリケーションなどを、ワンストップで提供しています。
###More information
SORACOM Air(以下、Air)は、IoT 向けのコネクティビティを提供するサービスです。
Air のユーザーコンソールや API を利用して各種設定の変更や、通信量を監視するなど IoT デバイスを一元管理することができます。
以下の 3 つの Type を提供しています。
・3G/LTE に対応したデータ通信 SIM “IoT SIM” を提供する SORACOM Air for セルラー
・LoRaWAN を利用した SORACOM Air for LoRaWAN
・Sigfox を利用した SORACOM Air for Sigfox
##ひとことで言うと、インターネット(WiFi)の無い環境でも通信を可能にします。
:::note info
source : https://soracom.com/ja-jp/about/
:::
##2.センサー
###EnOcean の電源レスのセンサーを使用します。
EnOceanはモノのインターネットのための信頼性の高い自己発電型の無線センサーソリューションを提供します。
ワールドワイドで使用可能な2.4GHzのBLEモジュール
EnOceanはNFC機能付き2.4 GHzの電池を使用しないエネルギーハーベスティング対応のBLEスイッチ無線モジュールです。
電源レスなのでビンに入れるのも可能です。
###色々なセンサーがあります。
https://www.enocean.com/jp/products/enocean_modules_24ghz/
####開閉スイッチ(磁気センサー)
https://www.enocean.com/jp/products/enocean_modules_928mhz/stm-429j/
###温度センサー
####GPIOがあるので他のセンサーを付けることも可能です。(ファームウェアの変更が必要です)
https://www.enocean.com/jp/products/enocean_modules_928mhz/stm-431j/
####USB Gateway - USB 400J
https://www.enocean.com/jp/products/enocean_modules_928mhz/usb-400j/
###source : https://www.enocean.com/jp/
##3.可視化・・2パターンの選択が可能です。
###(1) Ambient を使用したパターン
AmbientはIoTデータの可視化サービスです。
マイコンなどから送られるセンサデータを受信し、蓄積し、可視化(グラフ化)します。
簡単、でも強力なグラフ化機能
AmbientはIoTのアイデアをなるべく簡単にプロトタイプするお手伝いをします。細かな初期設定をしなくても送ったデータをリアルタイムでグラフ化します。例えばセンサから得られた温度と湿度のデータを初期設定をしないで送った場合でも、次のようにグラフが表示されます。
###データの可視化(位置情報付き)
実行結果サンプル(地図上にマーカーと値を表示)
https://ambidata.io/bd/board.html?id=21177
設定方法
https://ambidata.io/docs/geo/
###データの可視化
実行結果サンプル(センサーごとの値を表示できます)
https://ambidata.io/bd/board.html?id=30264
設定方法
https://ambidata.io/docs/esp8266/
source : https://ambidata.io/
###(2)SORACOM Lagoon を使用したパターン
SORACOM Lagoon は IoTデバイスからSORACOM Harvestに集められたデータを元にダッシュボードを作成します。
##おわりに
いろいろな、組み合わせがあるのですが実機での検証をしていく必要があります。