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[Rails] DB設定と操作(mysql)、VSCodeでのRubocop、便利な拡張機能

Last updated at Posted at 2020-12-29

背景

Railsアプリで使用するDB設定(mysql)をまとめました。
また、VSCodeでのRubocop設定、その他便利な拡張機能をまとめました。

私の環境ではWindows上でVSCodeを使用し、WLS(Ubuntu)を操作しています。
WLSを使っている理由は、環境構築方法が Mac とかなり近いからです。

また、本記事はRailsのインストールができていることを前提とします。
下記に前提となるところの環境構築をまとめたので、参考にしていただければと思います。
[Rails] WindowsのWSL2(Ubuntu、VSCode)にRailsをローカルインストールしてgitコマンドでgithub(master)にpushする

DB設定(mysql)

① 下記コマンドを実施し、mysqlをインストールします。

sudo apt install mysql-server mysql-client

② 次に下記コマンドでmysqlのライブラリをインストールします。

sudo apt install libmysqlclient-dev

このライブラリをインストールしないと、後述するmysqlのgemをインストールするタイミングでエラーが出ます。

※ちなみにmysqlのgemをインストールする際は高頻度でエラーが発生するみたいです。
エラーが発生する原因は Mac、CentOS、Ubuntuなどで異なっていて、それぞれの解決方法があるみたいです。(Macではbundle configを設定するなどの解決方法)

③ インストールできたら下記コマンドで状態を確かめます。

sudo service mysql status

起動してなかったら起動します。

sudo service mysql start

④ mysqlにログインします。

sudo mysql -u root

⑤ mysqlの作業用ユーザーを作成し、権限設定します。
下記のユーザー名 ホスト名 パスワードは変更してください。
ローカルにmysqlをインストールした場合ホスト名はlocalhostで大丈夫です。

mysql> create user 'ユーザー名'@'ホスト名' identifid by 'パスワード';
mysql> grant all on *.* to 'ユーザー名'@'ホスト名';

⑥ /config/database.ymlを編集します。
下記は例です。username passwordを⑤で設定したものにしてください。
database は作成したいデータベース名を任意で設定できます。
YAMLの注意点として、インデントにTabを使用しないこと、インデントを付けること、インデントはSpace2個単位でつけることです。
また、usernameは@以降のホスト部分は付けません。

development:
  adapter: mysql2
  encoding: utf8
  pool: 5
  username: developer
  password: 1234abcd
  host: localhost
  database: example_development

test:
  adapter: mysql2
  encoding: utf8
  pool: 5
  username: developer
  password: 1234abcd
  host: localhost
  database: example_test

production:
  adapter: mysql2
  encoding: utf8
  pool: 5
  username: developer
  password: 1234abcd
  host: localhost
  database: example_production

⑦ gemをインストールします。
下記をGemfieに追記します。

gem 'mysql2'

続いてインストール(もしくはアップデートのどちらでも)

bundle install

※mysql2のgemインストールはエラーが高頻度で発生するので、自分のOS、エラー内容に合わせた解決方法を探しましょう。
私の場合、②のライブラリインストールでエラーが解決できました。

⑦ 最後に、下記コマンドでデータベースを作成します。

bundle exec rails db:create

mysqlでDBが作成できていることを確認しましょう。

DB操作

下記の記事を参考に上記で作成したDBにテーブルを作成しました。
▼マイグレーションファイル作成まで (テーブル作成の準備)
RailsでデータをDBに投入するActive Record [初心者向けチュートリアル]
Rails テーブルのデータ型について

▼マイグレーション実行 (テーブル作成実行)
RailsのMigrationに関する基本まとめ

▼テーブルの削除
Ruby on Rails 削除関連まとめ

また、RailsのORマッパーはデフォルトでActiveRecordが入っているので、ControllerからActiveRecordを使用してDB操作します。

Rubocopの導入

Rubocopとは、Rubyのリンター、フォマッターのことです。
▼下記手順でインストールして、format on saveが使えるようにします。
(本当はローカルインストールしてformat on saveしたかったのですが、私の場合はグローバルインストールでしかformat on saveできなかったため、グローバルインストールしています。)

① VSCode上で拡張機能 Rubyをインストールする。

② コマンドラインで下記を実施し、Rubocopをインストールします。

$ gem install rubocop

③ コマンドパレットからsettings.jsonを開き、下記を追記します。

    "ruby.lint": {
        "rubocop": true
    },
    "[ruby]": {
        "editor.formatOnSave": true
    },
    "ruby.format": "rubocop"

以上で、Rubyファイルのformat on saveが動きました。
上記で動かない場合もあるらしいのですが、その場合はsettings.jsonに下記を追記し、VSCodeを再起動することで解決する可能性があります。

"editor.formatOnSaveTimeout": 5000,

その他便利な拡張機能

次の記事を参考にさせていただきました。
VSCodeの拡張機能でRailsと仲良くなる

私が入れたのは下記の拡張機能です。
・Rails
・Ruby On Rails
・endwise
・Rainbow End
・indent-rainbow
・Material Icon Theme
・Rails DB Schema

indent-rainbowはインデントの色が崩れる事がありますが、拡張機能を無効→再度有効化して直りました。

蛇足

今後はAWSサービスを使った環境構築についても書いていきたいです。

最後に、参考にさせていただいた記事の投稿者の皆様、ありがとうございます。
私の記事に不備などありましたらご指摘いただけると幸いです。

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