どうもこんにちは、Tadash です。前回、無料体験版で Bob Shell を使い始めるところまでやりました。じゃあ、その体験版が終わったら実際いくらなのか。今日は Bob のお金まわりを、料金プランから整理します。
先に断っておくと、この分野は動きが速いので、あくまで 2026年7月時点のスナップショットとして読んでください。
Bobコインってなに?
Bob の使用量は、Bobコインというクレジットで数えます。公式ドキュメントの言葉を借りると、Bobコインは「Bob の AI 機能の消費量を測るリソース単位」です。
- プランを契約すると、月あたり一定の Bobコインが付与される
- Bob に仕事をさせると、そのぶんコインが減る
- 付与量は毎回の請求サイクルでリセットされる(=使い切れなくても翌月に繰り越されない)
まずは基本のプラン(汎用)
一番わかりやすいのが、この汎用プランです。公式の料金ページ(日本語表示でもドル建て)だと、こうなっています。
| プラン | 月額 | 毎月の Bobコイン | ざっくり位置づけ |
|---|---|---|---|
| Trial(無料体験版) | 無料(30日間) | 40 | まず試す |
| Pro | 20 ドル | 40 | 個人の生産性向上 |
| Pro+(最も人気) | 60 ドル | 160 | 日々のワークフローを加速 |
| Ultra | 200 ドル | 500 | 大規模プロジェクト向け |
コインを使い切ったあとの追加は 1 Bobコインあたり 0.50 ドル(超過分)。どのプランにも、エージェンティック・モードや Bob Shell、MCP 連携などは共通で付いてきます。
無料体験版でもらえるのが 40 コインで、Pro と同じ量。まず 30日間、Pro 相当を無料で触れる、と考えると分かりやすいです。
1 Bobコインって、どれくらい使える?
気になるのが「1 コインでどれだけ動くのか」ですが、ここは正直に書きます。
公式ドキュメントは、1 Bobコインを「標準化された計算リソース量」と定義したうえで、モデルや操作によってトークンの消費レートは変わるため、「1 コイン=何トークン」という固定の換算は出していません。マルチモデル(Claude・Granite・Mistral など)を裏で使い分ける作りなので、当然といえば当然です。
そのうえで、規模感だけでも掴みたいので、あえて粗く見積もってみます。超過レートが 1 Bobコイン=0.50 ドル。上位クラスの LLM の API 料金は、ざっくり百万トークンあたり数ドル〜十数ドル程度。ここから逆算すると、1 Bobコインは、おおむね数万〜十数万トークン相当、というオーダー感になりそうです。
※これは公式の数字ではなく、金額からの粗い試算です。実際はモデル・操作で大きく振れるので、あくまで肌感として捉えてください。
特定領域向けのパッケージ(Java / IBM i / IBM Z)
汎用プランとは別に、特定の技術向けのプレミアム・パッケージもあります。ここは専門的な話なので、該当する人だけ見ればいいところです。
| パッケージ | 月額 | 用途 |
|---|---|---|
| Java モダナイゼーション | 20 ドル | レガシー J2EE を Liberty へ再プラットフォーム化など |
| IBM i | 40 ドル | RPG / COBOL 向けモダナイゼーション、オンシステム開発 |
| IBM Z | Enterprise のみ(近日公開) | COBOL / PL/I / Assembler のメインフレーム・モダナイゼーション |
レガシー資産を持つ現場向けの、いわば「重量級」のメニューです。普通に使い始めるだけなら、まずは前述の汎用プランで十分です。
日本ではどうなる?
日本での価格ですが、公式の料金ページは日本語で見てもドル建てで出ています(Pro 20 ドル / Pro+ 60 ドル / Ultra 200 ドル)。ページには「価格は目安であり、国によって異なり、税金および関税は含まれておらず、在庫状況により変更される場合があります」との注記があります。
つまり、日本でも、まずはこのドルの値を目安にしておけば大枠は外しません。実際の請求額は、国や税、タイミングで前後する、という理解でよさそうです。提供形態は SaaS で、30日間の無料トライアルから始められます。
まとめ
- 課金の単位は Bobコイン(プランで付与、使うと減る、毎サイクルでリセット)
- 汎用プランは Trial(無料・40)→ Pro(20 ドル・40)→ Pro+(60 ドル・160)→ Ultra(200 ドル・500)
- 1 Bobコインの中身は固定ではなく、モデルと操作で変わる(粗い目安で数万〜十数万トークン規模)
- Java / IBM i / IBM Z 向けは、汎用とは別の専門パッケージ
- 日本もドルベースが目安(国・税で前後する)
動きの速い領域なので、実際に契約する前に、必ず公式の最新情報を確認してください。
※2026-07-11 時点の公開情報にもとづくスナップショットです。料金・提供形態は変わることがあるので、最新かつ正式な情報は公式ページで確認してください。
出典
- IBM Bob 料金ページ(bob.ibm.com/pricing)
- Bobcoins(IBM Bob Docs)
- AIコーディング・エージェント Bob(IBM 日本語公式ページ)
- 「IBM Bob」提供開始のお知らせ(日本アイ・ビー・エム, 2026-04-30)
※投稿内容は個人の見解であり、必ずしも私の所属団体・企業における立場、戦略、意見を代表するものではありません。
