どうもこんにちは、Tadash です。前回まで、Bob には IDE 版と Bob Shell があって、僕は Bob Shell を選んだ、という話をしました。今回はいよいよ、その Bob Shell を Windows に入れて、起動するところまでやってみます。
Bob には無料体験版があるので、まずはそれで気軽に試せます。お金の話(日本でのライセンス体系)は、次回あらためて整理します。
なお、この記事はぜんぶコマンドプロンプトでの操作を前提にします。Mac や Linux の人は、後半にリンクを置いておくので、そちらを見てください。
入れる前に:用意するもの
公式ドキュメントに載っている要件は、こんなところ。
- OS:Windows(Mac / Linux も可)
- Node.js 22.15.0 以降
- メモリ 4GB 以上(推奨 8GB)・空き容量 500MB 以上・ネット接続
- IBMid(無料。次のステップで作ります)
Node.js が入っているかは、コマンドプロンプトでこれを叩けば分かります。
node --version
v22.15.0 以上が出れば OK。古かったり入っていなければ、先に Node.js を用意しておきます。
インストール(ここだけ PowerShell で)
インストールのコマンドだけは、コマンドプロンプトではなく PowerShell で実行します。コマンドプロンプトだと |(パイプ)の扱いの都合でエラーになりました。スタートメニューから PowerShell を開いて、公式のインストールコマンドを実行します。
powershell -ep Bypass 'irm -Uri "https://bob.ibm.com/download/bobshell.ps1" | iex'
入れ終わったら、コマンドプロンプトを開き直しておきます(PATH を反映させるため)。ここから先は、またコマンドプロンプトで大丈夫です。
アカウントを準備する(IBMid と無料トライアル)
bob を起動する前に、ブラウザでアカウントを用意しておくと、あとがスムーズです。
- IBMid を作る(無料)
- ブラウザで
bob.ibm.com/loginにアクセスしてログインする - ログインすると、「アカウントがまだ準備できていません」と表示される
- 案内される「料金(Pricing)」のページへ移動する
- そこで 無料トライアル を選んで登録する
- これで、アカウントが使える状態になります
作業フォルダを作って、そこへ移動
Bob Shell は、起動したフォルダ(プロジェクトのディレクトリ)を作業対象にして動きます。公式も「プロジェクトのメインディレクトリに移動してから起動」と言っています。試すだけなら、まっさらな作業フォルダを1つ作っておくと散らかりません。
僕はホーム(%USERPROFILE%)の下に bob を掘っています。
mkdir %USERPROFILE%\bob
cd %USERPROFILE%\bob
起動する
作業フォルダに移動したら、起動コマンドは一言。
bob
起動すると、ブラウザが開いてサインインを求められます。さっき用意した IBMid でログインします(無料トライアルは先に済ませてあるので、ここはログインするだけ)。
サインインすると、初回はこのあと2つの確認が入ります。
- ライセンス条項への同意。公式にも「初回は IBMid でログインし、ライセンス条項に同意する」とあります
-
フォルダの信頼。
Do you trust this folder?と聞かれるので、自分で作った作業フォルダなら1. Trust folder(このフォルダを信頼する)を選びます。素性のわからないフォルダはむやみに信頼しない、が基本です
どちらも初回だけのステップです。これが済めば、使えるようになります。ちゃんと入ったかは、バージョンでも確認できます。
bob --version
起動したら、話しかけてみる
起動できたら、あとは普通に話しかけるだけです。試しに、こう聞いてみましょう。
こんにちは。あなたは誰?
自己紹介が返ってきたら、ちゃんと動いています。あとは「このフォルダのファイルを一覧して」でも「README を作って」でも、日本語でそのまま頼めます。
対話に入らず、一発だけ実行したいときは -p を付けます。
bob -p "こんにちは。あなたは誰?"
/help のようなスラッシュコマンドや、モードの切り替えもありますが、そのあたりはまた別の回で。
Mac・Linux の人へ
この記事は Windows の話でした。Mac や Linux でも、インストール方法は公式ドキュメントにまとまっています。そちらをどうぞ。
というわけで
無料体験版で、Windows に Bob Shell を入れて、起動して、あいさつまでしてみました。次回は、現時点の日本での Bob のライセンス体系(無料体験版のあと、実際に使うといくらなのか)を整理します。
※2026-07-11 時点の公開情報にもとづきます。要件やコマンドは製品の更新で変わることがあるので、最新は公式ドキュメントを確認してください。
出典
- Welcome to Bob Shell(IBM Bob Docs)
- Install and setup(IBM Bob Docs)
- Start Bob Shell interactively(IBM Bob Docs)
- AIコーディング・エージェント Bob(IBM 日本語公式ページ)
※投稿内容は個人の見解であり、必ずしも私の所属団体・企業における立場、戦略、意見を代表するものではありません。
