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画面右下の「Mode」って何? — Bob Shell の4つのモード入門

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Last updated at Posted at 2026-07-12

どうもこんにちは、Tadash です。前回はセッション記録がどこに残るかという中身の話でした。今日は、Bob がいまどういう状態で動いているか、という話をします。

Bob Shell を起動すると、右下のほうに小さく Mode: Code みたいな表示が出ています。普段 Claude Code を使っているのでモードという考え方は知っているのですが、正直、Bob のこの表示はちゃんと確認していませんでした。何を表しているのか、一度きちんと見ておきます。ここは4つ切り替えられて、いま Bob がどの構えで動いているかを示す「状態表示」です。

モードは「AI の構え方」

同じ相手でも、頼み方の「構え」はいくつかあります。「手を動かして作って」なのか、「まず教えて」なのか、「作る前に段取りを立てて」なのか。Bob Shell のモードは、この構えの切り替えです。ぜんぶで4つ。

モード どういう構えか こんなとき
Code コードを書く・直す・リファクタする 手を動かして作りたい(既定)
Ask コードベースや開発の疑問に答える まず読んで、理解したい
Plan 実装の前に、設計と段取りを詰める いきなり作らせたくない
Advanced MCP ツールなど拡張機能を使う 外部ツールと連携したい

前回まで「ぽとくり」を作ってきたのは、ぜんぶ Code モードです。既定がこれなので、何も意識しなければ Code で動いています。画面右下に Code と出ていたのは、そういうわけでした。

切り替えは Tab/mode

切り替えは2通り。Tab キーを押すと、モードが順ぐりに切り替わります(Code → Ask → Plan → Advanced → …)。名前で指定したいときは、スラッシュコマンドでも変えられます。

/mode code
/mode ask
/mode plan
/mode advanced

どちらでも、右下の表示が変わります。いま Bob がどの構えでいるのか、あそこを見れば分かる、というわけです。

左下の「Auto-approve」も、見ておく

Mode の反対側、画面の左下に、もう一つ Auto-approve の表示があります。これはモードとは別の軸——どの操作を、いちいち訊かずに通すか、という手綱です。

第4回で「承認は Read/Edit/Execute… と区分できる」と書きましたが、あの細かい区分は IDE 版の話。Bob Shell はもっとシンプルです。

選べる承認の種類
IDE 版 Read/Edit/Execute/MCP/Skill/Todo/Subtask/Subagent/Mode(9区分を個別に)
Bob Shell Off/Edit の2つだけshift+tab で切替。Off=毎回訊く/Edit=ファイル編集は自動で通す)

Execute(コマンド実行)は、必ず訊いてくる

Bob Shell で大事なのは、Edit にしていても、コマンドを走らせるときは必ず確認が入ること。編集(ファイルを書く)と実行(コマンドを走らせる)は別もので、いちばん危ない実行は自動化されません。そのとき出る選択肢は3つ。

選択肢 どう動くか
Yes, allow once 今回だけ実行する
Yes, allow always… 以後、そのツールは訊かずに実行する
No, suggest changes 実行せず、内容を直させる

モードと Auto-approve は独立している

モードと Auto-approve は連動していません。だから、読むだけの Ask モードでも Auto-approve を Edit にできます。「Ask なのに Edit?」となりますが、答えは単純で、2つは別々のスイッチだから。Ask は編集をしないので、Edit にしても出番がないだけです。

握り方の目安は、こんなところ。

  • Ask・Plan(読む・考える)… Off で困らない
  • Code(書く)… Edit にして、編集の確認を省いて速くする
  • Execute(コマンド実行)… どのモードでも、一件ずつ確認

じゃあ、どう使い分ける?

大きめのものを作るときは、この順番が事故を減らします。

  1. Ask で、まず対象を読ませて理解する
  2. Plan で、作る前に段取りを立てさせる
  3. Code で、その段取りに沿って作らせる

「ぽとくり」のときは、正直このステップを飛ばして Code 一発でお願いしました。落ち物ゲーム1本ならそれでいい。でも、仕事のコードで「いきなり全部書いて」は、たいてい事故のもとです。まず読む・計画する・それから書く。モードは、その順番を手元で切り替えるためのスイッチ、と捉えると腑に落ちます。

まとめ

  • 画面右下の Mode は、Bob の構え。Code/Ask/Plan/Advanced(書く/読む・訊く/計画/拡張)の4つ。切替は Tab(順ぐり)か /mode
  • Auto-approve(左下)は別軸。Shell は Off/Edit の2つだけ(IDE版は9区分)。Edit にすると編集は訊かれず、Execute(コマンド実行)は必ず訊かれる
  • モードと Auto-approve は独立。Ask で Edit にしても、編集が起きないだけ。

迷ったらまず Code。読みたいだけなら Ask、設計から詰めたいなら Plan。今日から、右下の表示をちょっと意識してみてください。


※2026-07-12 時点(Bob Shell 1.0.6)の公開情報にもとづきます。動きの速い分野なので、最新かつ正式な情報は公式でご確認ください。

出典

※投稿内容は個人の見解であり、必ずしも私の所属団体・企業における立場、戦略、意見を代表するものではありません。


IBM Bob

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