シートの作成
初めに、画像はTableau Publicのものですが、
Tableau Desktopもほぼ同じですのでご容赦ください。
それでは手順をご説明します。
まずTableau Desktopを起動します。
下記画面が表示されます。
分析するデータを選択します。
今回はExcelデータを使用しますので、Microsoft Excelを選択します。
「サンプル - スーパーストア.xls」を選択し「開く」をクリックすると、
下記画面が表示されます。
ちなみに...
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/environment_datasource_page.htm
のサイトに画面の名称についての説明が記載されています。
A. 左側のペイン - 接続されたデータ ソースとデータに関する他の詳細を表示します。
B. キャンバス: 論理レイヤー - キャンバスを開くと論理レイヤーが表示されるので、ここで論理テーブル間の関係を作成できます。
C. キャンバス: 物理レイヤー - 論理レイヤー内のテーブルをダブルクリックしてキャンバスの物理レイヤーに移動すると、テーブル間の結合とユニオンを追加できます。
D. データ グリッド - Tableau データ ソースに含まれているデータの最初の 1,000 行を表示します。
E. メタデータ グリッド - データ ソースに含まれるフィールドが行で表示されます。
次にシート1(シートタブ)をクリックして表示し、
例えば都道府県毎の売上グラフを表示したい場合、
のように「都道府県」、「合計(売上)」を列/行に配置します。
これが超簡単なTableau Desktopの使用方法です。
※ 画像はTableau Publicです。ご容赦ください(m´・ω・`)m ゴメン…
後は列/行へ何を配置するか等を考えて好みのシート(ビュー)を作成します。
シートの作成については下記サイトにも記載がごございます。
https://help.tableau.com/current/guides/get-started-tutorial/ja-jp/get-started-tutorial-connect.htm
ダッシュボードの作成
ダッシュボードは、簡単に言えばシートを組み合わせたものです。
例えば、
都道府県毎の売上を地図で表したもの、棒グラフ形式で表したものを1つの画面で表現したい場合、ダッシュボードを使用します。
のようなシート(シート2)を作り、ダッシュボードタブをクリックし、
ダッシュボードシートにて、シート1、シート2をドラッグ&ドロップします。
※ 配置は適当です。
これでダッシュボードの完成です。簡単ですよね。
ワークブックの作成
ワークブックはシートやダッシュボードを含む1つのファイルです。
左上の「ファイル→パッケージドワークブックのエクスポート」をクリックすると
所定の場所に保存できます。
XXX.twbxという拡張子のついたファイルが保存されたと思います。
これがワークブックです。
拡張子twbxのファイルは厳密には
「パッケージドワークブック」
と言います。
パッケージドワークブックは、ワークブック内にデータを含むワークブックのことです。
※今回の場合であればサンプル - スーパーストア.exlx を含むワークブックです。
その他、ワークブックには.twbという拡張子のワークブックもあります。
これはワークブック内にデータを含まないワークブックです。
※今回の場合であればサンプル - スーパーストア.exlx を含まないワークブックです。
「ファイル→名前を付けて保存」からXXX.twbとして保存します。
実際にそれぞれのファイルを保存して比べてみると、ファイルサイズが違うと思います。
これはデータが含まれているか否かの違いです。
twbxとtwbのそれぞれのメリット
twbxだと、ファイルサイズは大きくなってしまいますが、元のexcelファイルにアクセス権の無い Tableau Desktopユーザーでもワークブックを参照する事が出来ます。
ファイルにデータが含まれていますから、元のexcelファイルにアクセス出来なくても関係無いですよね。
twbだと、ワークブックを共有する際にファイルサイズが小さくて済みます。
メール等で共有する場合は便利ですよね。しかし、元のexcelファイルにアクセス権が無いとtwbだけ貰ってもワークブックを参照出来ません。どちらも一長一短ですね。
以上です