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【その3】テンティング用スタンドを内蔵したkeyball39のケース(?)を自作した話

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はじめに

前回、前々回に続いて懲りずにkeyball39ケースを自作してみました。前回の記事はこちら
前回から約1年経った今、3Dプリンターでモノづくりをする機会は増えました。時間こそかかっていますが、自分の望む形を少しずつ具現化できるようになったので、そのアウトプットになります。

できたもの(写真あり)

これまではkeyball39のケースを作成しましたが、今回はボトムプレートにテンティング用スタンドを内蔵してみました。
P_20260626_203604.jpg
P_20260626_203659.jpg

前回作成したケースとの違い

  • ネジ穴の位置を細かく調整
    • これまではネジ径にゆとりを持たせていましたが、今回はネジ径をギチギチにした上でネジ穴の位置を0.1mm単位で調整しました
  • 底面の厚みを薄くした
    • 前回は強度を考えて底面の厚みを10mmでスタンドは4mmにしていましたが、今回は底面6mmのスタンドを2mmにしました
    • 3Dプリンターで出力する設定の強度を調整することで、スタンドを薄くしても問題なさそうでした
  • テンティングスタンドの仕組みを変更
    • 前回は急角度のテンティングを視野に入れていたこともあり、全体的にゴツくなってしまいましたが、今回はスリムになりました
    • 個人差があると思いますが、使っていく中で僕はテンティング角度浅めが好きだと気づいたので、今回は浅めで3段階にしました
  • ケースではなくボトムプレートのみにした
    • 今回一番大きく変化した点
    • ケースとしてキーボードの外周を彩ることは良かったのですが、そうすると収納時にかさばってしまい、かつキーボードが重たくなるので今回はボトムプレートのみにしました

モデリング

Blenderで作成した今回のボトムプレート。
左右のプレートのそれぞれ内側に見えるテンティング用スタンドが、今回の工夫した箇所になります。
image.png


丸くなっている箇所がヒンジの役割を果たしていて、直方体がテンティング用スタンドになります。
前回はこのヒンジの仕組みを作るのにかなり苦戦したのですが、今回はスムーズに作ることができました。前回苦戦した記憶のおかげで、対策をある程度ですが前もって考えられたのかもしれないです。
image.png

出力

左右どちらも1hほどで作成できます。前回はケースにしていたので、造形サイズが大きくなり2.5hほどかかっていました。
下の画像は4hになっていますが、これはノズルを0.2mmにしたからですね。普段使っている0.4mmノズルであれば1hほどでした。
image.png


特に角度は計算とかしてないので、中途半端な数字ですが許してください。。
5°ずつしか違いないですが、意外とパームレストの有無やトラックボールの操作性が変わるので、これから自分の中でのベスト角度を探していきます。
スクリーンショット 2026-06-26 20.52.15.png
スクリーンショット 2026-06-26 20.51.37.png
スクリーンショット 2026-06-26 20.51.22.png

今回活躍したBlenderの小技(?)

  • スナップ
    • 前回は知らなかったのですが、これが一番活躍しました
    • スナップを使うことで、頂点や辺といったオブジェクト同志の綺麗な接着が可能になりました
    • これによって、ネジ穴位置の微調整やテンティングパーツの作成・切り抜きがスムーズに作業できました

おわりに

前回のキーボードケース制作から1年弱経過しましたが、その間にBlenderでのモデリングに関する本を2冊ほどお勉強しました。その甲斐あって、前回とは比べ物にならないくらいBlenderに関する知識が増え、結果としてその知識を活かすことができた今回だと思っています。
なんと、今回は失敗作が1つだけで済みました。これまでは10個ほど、ひどいときは20個ほどの失敗作を量産してしまいました。。

何事も調べたら簡単に答えが出る世の中ですが、言い換えると調べるための事前知識がないと深く知ることができないんですよね。
なので、今回Blenderを学習することでこれまで面倒だと思っていた作業が1発で完了したり、他にも便利ツールがたくさんあると知ることができました。
これからも少しずつBlender勉強して、今度はトラックボールケースだったり、他の要素を詰め込んだケースを作れるようになりたいです。

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