0. はじめに
私の勉強前のスペック
- Web系エンジニアになってすぐに受験
(入社日:2023年4月1日、受験日:2023年5月14日) - 入社前はスクールに入り、主にRubyとRailsの勉強
- 基本情報技術者試験に合格
- 独学でポートフォリオを作成 ⚠️以下の記事になります。
1. 試験概要
試験について(2023年4月現在)
試験会場:テストセンター(日本全国)
試験日:通年開催 ⚠️1つのテストセンターで「1週間に1日程度」。
試験時間:90分
試験方法:コンピュータ試験(CBT)
問題数(方式):50問(選択式)
合格ライン:75%
言語:日本語・英語
受験料:16,500円(税込) ⚠️自分の場合は会社からお金が出たので無料
予約:試験日の60日前から3営業日前まで。⚠️試験日が土日の場合は4営業日前までです。
予約の変更:試験日の3営業日前まで。試験日が土日の場合は4営業日前までです。
⚠️詳しくは以下の公式サイトを確認してください。
Rubyのバージョン違いに注意
2022年10月3日より、Ruby 3に対応した問題になったとのこと。
ただし、学習教材は基本Ruby 2.1対応なので若干異なる点がある。
2. 試験を受ける際の注意点
試験の申し込み
30時間以上の勉強確保が必要と考えた。
(自分の場合は、過去にRubyでアプリを作ったことがあり、完全な初学者ではない)
そのため、毎日2時間以上勉強をすることに決めて、勉強開始から20日後に設定。
総勉強時間:40時間(予定)
勉強開始日:2023年4月24日
試験日:2023年5月14日(勉強開始日から20日後
)
CBT試験の形式に慣れる
Ruby SilverのCBTはなかったが、代わりに基本情報っぽいテストは以下で体験できる。
合格に必要な点数
75%が合格ラインなので、全50問で1問2点とすると、38問正解で合格
そのため、12問は不正解になっても良い。
→ 難しい問題は無理して解かずに、「正解できる問題をいかに間違えないか」が重要
ペース配分
全90分のうち、10分を見直しに使うことを考えて、問題を解く時間は80分
全50問なので、1問当たり1分36秒
→ 「1問を1分半で解くイメージ」を普段の勉強から意識しておく
消去法で選ぶ
選択肢は4択なので、純粋な正答率は25%。
回答がすぐにわかれば良いが、わからない場合はランダム回答ではなく選択肢を絞っていく。
その時、「明らかに正解ではないだろう」という選択肢を除いた2択までには絞りたい。
「誤っているものを選択」や「複数選択」
ほとんども問題が「正しいものを選択」なのだが、まれに「誤っているものを選択」や「複数選択」がある。
そのため、いきなり選択肢を見るのではなく、問題文をしっかり読んでから回答していきたい。
3. 学習教材
Silverに合格した先輩に「Silver受けたいっす」という感じで話かけたら、快く教えていただいた。
本を貸していただいたり、問題が解けるサイト等々あるので共有していく。
[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応)Ruby公式資格教科書
- 先輩から貸していただいた本
- 対策本としては、この本しかないみたい(2023年4月現在)
- 試験の問題が一緒(本なので当然だが)で暗記してしまうので、オンラインの問題集と併用することがオススメ
- 出題範囲に関する知識を体系的に学習できるので、リファレンスとしても活用できる
REx
- オンラインの問題集
- 8割共通で、残りの2割が受けるたびに変わる
- スマホ対応でもちろん無料
- githubアカウントとの連携が必要
Rubyアソシエーション - Ruby技術者認定試験 - Ruby Association
4. 問題解説記事
Ruby Silver試験前に見直すと幸せになれるメモ
【Ruby技術者認定試験】ポイントまとめ
プログラミング言語 Ruby リファレンスマニュアル
5. 学習の心構え
学習記録を作成
勉強時間などの記録を可視化することで、進捗を把握する。
自分は以下のNotionテンプレートを利用した。
始業前に勉強
10時から勤務開始なので、朝7時から3時間の勉強。
まだ現場に入っていないので、10時から12時の時間も勉強に充てる。
間違えた問題は必ず理解
上記のテンプレートに、間違えた問題をメモしていく。
常に本番の意識を持つ
「間違えてもいいや」ではなく、「間違えたらヤバイ」という感覚で行う。
周囲の人に目標を宣言
5/14の受験日を共有し、必ず合格するという意思を示す。
試験結果
2023年7月1日に受験し、「82点」で合格しました!!
5月から案件に入ったこともあり、受験時期を少し遅らせました。
RExでの問題で100点を取れるようになったので、本番も余裕かと思いましたが、ややギリだったので少し焦りました。
RExの問題と系統は似ているが異なるメソッドや演算子等があり、対応できない部分があったと思います。
それでも、試験勉強の中でirbを使って1つ1つのメソッドの動作を確認する癖がついたのは良いことでした。
今後について
次はGoldを目指そうかと思い、RExで問題を解いたのですが、結果28点でした。
複雑なクラスやモジュールの問題があり、暗記に頼らずしっかりと理解する必要があるようです。
Qiitaでの合格体験記を読むと、Silverより勉強が必要のようです。
また、実務で使わない問題も多いようで、受験はひとまず後回しにしようと思います。
6. 参考記事