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Git達人への道

Last updated at Posted at 2025-12-09

はじめに

こんにちは
今回はリモート、ローカルリポジトリに関する情報の基礎をお伝えします
※Windowsの機種を想定しています

Gitとは

Gitとは、大勢で何かのプロジェクトを作成する際につかわれる、あるシステムです

  • 作品のバージョン管理のためのシステム
  • 並列した開発のためのシステム
  • 団体で作成するためのシステム

を持ち合わせます

Gitの仕組み

Gitが成り立つうえでのGitの仕組みについて解説していきます

リポジトリ

Gitにはそれを理解するうえで大切なものとして
リポジトリというものがあります

先ほど述べた通り、Gitは

  • 作品データ更新の履歴
  • 作品データの中身のコピー

を保存します
リポジトリこそがそれを保存する張本人です

スクリーンショット 2025-12-09 151510.png

リポジトリの種類とGitの仕組み

リポジトリには2つの種類があります

  • リモートリポジトリ
  • ローカルリポジトリ

の2つです

リモートリポジトリでの保存内容はGitHubを通して全世界の人に見られます(privateとかの話はいったん置いておきます)
GitHubとは、リモートリポジトリの保存内容を見やすくまとめて、管理できるSaasです

ローカルリポジトリは個人で複数持つものです
主にcmdから立ち上げて使用することになります

リモートリポジトリとローカルリポジトリ、それぞれはこのようにして繋がります
スクリーンショット 2025-12-09 153109.png

リポジトリの編集

そんなリポジトリ、履歴管理の方法や保存法をお教えします

ローカルリポジトリの編集

ローカルリポジトリを編集する方法を教えます

環境

cmd、つまりコマンドプロンプトをまず開きましょう

ファイルの作成

ローカルリポジトリはフォルダの中に作ります
フォルダとローカルリポジトリを対応させるイメージです

mkdir フォルダ名    //これでその名前のフォルダを作ります

cd フォルダ名  //これでその名前のフォルダに入ります

ローカルリポジトリへの保存

まずはローカルリポジトリの管轄にワークツリーデータの中身を入れなければなりません

copy ワークツリーファイルのパス

※これはエクスプローラーから引っ張って持ってこれます

ローカルリポジトリの新規作成及び初期化

git init    //ローカルリポジトリをこれで作成できます

スクリーンショット 2025-12-09 195351.png

履歴の保存

履歴はaddcommitを行うことでローカルリポジトリに保存できます

git add ファイル名
git commit -m "メモ(バージョンなど)"

ファイル名というのはファイルパスとは違います
特にメモ帳のデータの場合、最後に.txtとつきます

addされたデータは一時的にステージと呼ばれる保存場所に移動します
ステージとは一時的な保存場所なのです
スクリーンショット 2025-12-09 160252.png

ローカルリポジトリの追跡下のファイルの取り出し

notepad ファイル名    //メモ帳でファイルを開く
code ファイル名    //VSCでファイルを開く

これでローカルリポジトリが追跡している(管理している)データファイルを変更できます

履歴を見る

git log

これでローカルリポジトリが保存している履歴が表示されます
commit時のメモはここで見られます

最新の履歴から表示されていくわけですが、
ひとつひとつで見ると、

  • commit (難解な文章)
  • Author (登録したユーザ名とメールアドレス)
  • Date (commitした日時:曜日 月 日 時間 年)
  • commit時のメモ

のデータが上から表示されます

ローカルリポジトリの状態を見る

git status -s

これでローカルリポジトリの状況を見ることができます
これを入力すると、ある頭文字と一緒に様々なファイル名が並びます
頭文字の種類とその文字の表すことを紹介します
スクリーンショット 2025-12-09 162844.png

git diff ファイル名

ワークツリーのデータ(未add)とローカルリポジトリの最新のcommitしたデータとの差分を表示します

git restore ファイル名

保存してしまったワークツリー上のデータを破棄し、最新commitのデータに戻します

git restore --staged ファイル名

ステージ上にあげた変更をワークツリーに戻します

ブランチの作成

ブランチとは

ブランチとは簡単に言えば、履歴の枝分かれです
ブランチはそれぞれ独立してaddもcommitも可能です
スクリーンショット 2025-12-09 171332.png

履歴を作り、実験のためにデータを保存することもできます
もちろん、枝分かれさせて作ったデータを本物のデータにコピーしたりも

そして、リモートリポジトリにはまず初めに自動的にmainブランチが追加されます
※mainブランチにいる状態である

ブランチを見る

git branch

これでブランチを一覧で表示してくれます
現在地のブランチには*を付けて教えてくれます

ブランチ操作

git branch 新ブランチ名

その名のブランチを新しく作ります
そのブランチに移動しません

git switch ブランチ名

そのブランチに移動します

git switch -c 新ブランチ名

ブランチを作ってそのブランチに移動します

merge

git merge ブランチ名

指定したブランチを現在地ブランチにmergeします
mergeでは、別々に保存したあるブランチの履歴を別のブランチに統合できます

スクリーンショット 2025-12-10 084639.png

ブランチを削除

git branch -d ブランチ名
git branch -D ブランチ名

両者ともに指定したブランチを削除してくれますが、
一つ目ではmergeしてないブランチを消せません
条件なしで削除したい場合は二つ目を使いましょう

リモートリポジトリの編集

下準備

まず、下準備をしましょう

  • GitHubにユーザ名とメールアドレスを登録する
  • cmdでGitHubと同じユーザ名とメールアドレスを登録する

これらを理解したら次に進んでください

リモートリポジトリの作り方

リモートリポジトリはGitHub上から作るのが楽です
リモートリポジトリを作ってみましょう

GitHubの『new repository』のボタンを押し
public(全世界共有)にするかprivate(限られた人だけに共有)にするか選ぶだけです

リモートリポジトリにブランチを入れる

リモートリポジトリのブランチとして
自作のローカルリポジトリのブランチを入れましょう

git remote add origin 入れたいリモートリポジトリのURL

これでリモートリポジトリを指定できました
この文を入力した以降は『origin』がそのリモートリポジトリを表します
※originという名前は実は変えられます しかしoriginとするのが一般的です

git push origin ブランチ名

originの示すリモートリポジトリにローカルリポジトリのブランチを押し込みます

リモートリポジトリのブランチを取り入れる

git pull origin ブランチ名

現在地のブランチに指定されたリモートリポジトリのブランチを入れます

さいごに

ここまで読んでくださってありがとうございました
cloneなどについては分かり次第追加します

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