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MuseにGitHubをつないで、Instagramのストーリーズの書き起こしを毎日リポジトリへ貯め、Claude Code・Codexの材料にする手順

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株式会社AI Orchestraのみやっち🧑‍💻です。Instagramで3年半発信していて、フォロワーは5.5万人ほどいます。普段の仕事は、GitHubに置いたファイル一式(私は「AIカンパニー」と呼んでいます)を、Claude CodeとCodexに読ませて回しています。

この記事は、Meta社のパーソナルAIエージェント「Muse」にGitHubをつなぎ、自分のストーリーズの書き起こしを毎日リポジトリへ貯めて、Claude Code・Codexから使えるようにするまでの手順です。YouTubeの「【パーソナルエージェント元年】インスタ発信者ならMuseに全振りすべきたった1つの理由」で話した「Museをダウンロードしたら最初にやる4つ」を、順番どおりに手順へ起こしました。

Museの画面を見ながら進めたい方は動画をどうぞ: 【パーソナルエージェント元年】インスタ発信者ならMuseに全振りすべきたった1つの理由(YouTube・7分ほど)
学習のオフは 02:03、コネクターは 02:40、GitHubは 03:07、ナレッジを貯める仕組みは 04:26 からです。

なぜMuseを使うのか(1段落だけ)

Instagramの規約は、許可のない自動アクセスや情報取得を禁止しています。そのため、Claude CodeやCodexから、自分が投稿したストーリーズをAIカンパニーに自動で入れることはできませんでした。Museは、Meta社自身が出したエージェントです。2026年10月23日に日本でも公開され、AIが初めて、規約の内側でインスタの中に入れるようになりました。

ただし、乗り換えの話ではありません。正本はGitHub、作業はClaude Code・Codexのままで、Museは「インスタの中に入れる手」が1本増えたものとして組み込みます。

完成形

Instagram(自分のストーリーズ)
   │ 毎日0時に、Museが確認して書き起こす
   ▼
Muse(専用のクラウド仮想マシンで動く)
   │ GitHubのコネクターを通して書き込む
   ▼
GitHubのリポジトリ(ファイル一式の正本)
   │ git pull で手元に取り込む
   ▼
Claude Code・Codex
   └→ Threadsの投稿案・配布特典などを作る

手順は5つです。1〜4がMuse側の準備で、動画の4つと同じ順番です。5で手元のClaude Code・Codexから使います。

ステップ やること どこで
1 AIの学習をオフにする(つなぐ前に) Museの設定
2 普段使いしているツールとつなぐ Museのコネクター
3 GitHubとつなぐ(先にファイル一式を上げておく) 手元のPC・Museのコネクター
4 ナレッジを貯める仕組みをMuseに頼む Museのチャット
5 貯まった書き起こしをClaude Code・Codexから使う 手元のPC

前提

  • Museのアプリが入っていること(iOS・Android・muse.aiで提供されています)
  • Instagramの自分のアカウントでストーリーズを投稿していること
  • GitHubのアカウントがあること
  • 手元のPCでClaude CodeかCodexを使えること

ステップ1: AIの学習をオフにする(つなぐ前に)

ChatGPTやClaudeでおなじみの「入力した情報をモデルの学習に使うか」の設定が、Museにもあります。

  1. 左下の「設定」を開く
  2. スクロールして「データの管理」を開く
  3. 「AIモデルの改善にご協力ください」をオフにする

私の環境では、この設定はデフォルトでオンになっていました。

このステップは、ステップ2・3でツールをつなぐ前に済ませます。 先にGmailやGoogleカレンダーなどをつないでしまうと、つないだ先の情報がどこまで学習に使われるかは、私も断言できません。つなぐ前にオフにしておくのが安全です。

ステップ2: 普段使いしているツールとつなぐ

Museがあなたの情報を読み書きできるように、「コネクター」から普段使いしているツールをつなぎます。

  • Instagram・Facebook・Threadsは、アカウントセンター経由で自動的につながっているはずです
  • コネクターでは、GmailやGoogleカレンダーなどをつなぎます

これで、普段のツールにある情報をMuseが理解したうえで作業できるようになります。

ステップ3: GitHubとつなぐ

コネクターの中でも別格なのがGitHubです。この記事の手順は、ここが要になります。

なぜGitHubが要るのか

Museは、あなたのスマホやパソコンの中ではなく、利用者ごとに隔離された専用のクラウド仮想マシンの中で動いています。そのため、パソコンのローカルにあるファイルには届きません。

そこで、パソコンのファイル一式を、機密情報を除いてGitHubに上げます。GitHubはファイルをクラウドに置いておけるサービスで、文章のファイルも履歴ごと管理できます。上げておけば、ほかのパソコン・スマホ・Museから同じファイルを読み書きできます。GitHubのファイル一式を正本にして、Claude Code・Codex・Museがそこへアクセスする関係ができます。

私はAIカンパニーのファイル一式をGitHubに上げています。AIカンパニーの作り方は、別の動画で手順を解説しています。

3-1. ファイル一式を、機密情報を除いてGitHubに上げる

まだ上げていない場合は、先にここを済ませます。以下は一般的な注意で、私の設定をそのまま書いたものではありません。

  • リポジトリは非公開(Private)にする
  • APIキー・トークン・パスワード、顧客の個人情報などはリポジトリに入れない
  • 入れたくないファイル・フォルダは .gitignore に書いて、最初から除く

.gitignore の例です。中身は自分のフォルダに合わせて書き換えてください。

.gitignore
# 例: 鍵や認証情報を置くフォルダ・ファイル
.secrets/
.env
# 例: 外に出さない資料のフォルダ
顧客情報/

GitHub CLI(gh)を使う場合のコマンドの例です。

cd ~/AIカンパニー           # 例: 上げたいフォルダ
git init
git add .gitignore
git status                  # 機密のファイルが一覧に出ていないか、ここで確かめる
git add .
git commit -m "最初の取り込み"
gh repo create --private --source=. --push

git add . の前に git status で一覧を見て、入れたくないファイルが混ざっていないかを確かめます。一度プッシュした内容は履歴に残るので、上げる前に確かめるのが確実です。

3-2. MuseのコネクターからGitHubをつなぐ

Museのコネクターの一覧からGitHubを選び、アプリの表示に従ってつなぎます。画面の項目や、どのリポジトリへの権限を渡すかの選び方は、この記事では扱いません(動画でも細部は映していません)。一般的な注意として、渡す範囲は、ストーリーズの書き起こしを置くリポジトリに必要なところまでにしておくのが安全です。

ステップ4: ナレッジを貯める仕組みをMuseに頼む

ここまで済んだら、Museにこう伝えます。動画で私が伝えた言い回しです。

毎日0時にストーリーズを確認して書き起こして、ナレッジを貯める仕組みを作って

これで、前日にアップしたストーリーズの書き起こしが、自動でナレッジとして貯まっていく仕組みが作れます。ステップ3でGitHubとつないであるので、MuseからGitHubを通して、書き起こしをAIカンパニーへ送れます。私のAIカンパニーにも、こうしてストーリーズの書き起こしが溜まっています。

置き場所を自分で決めておきたい場合は、頼むときに書き添えます。次は例です。

(例)書き起こしは、GitHubの(リポジトリ名)の(フォルダ名)に、日付ごとのファイルで保存して

書き起こしのファイルの形式や置き場所は、書き添えなければMuseが決めた形になります。翌日になったら、GitHubのリポジトリを開いて、前日のストーリーズの書き起こしが増えているか、内容が自分の話したことと合っているかを確かめます。

この仕組みが無かったころ

私が運営している個人向けのAIの学校「AI Crew」にはインスタ発信者の方が数十名いて、日々のサポートで一番多い声が「ストーリーズで発信している内容が、自分にとって一番のカルピスの原液なので、これを元に他のコンテンツに横展開したい」でした。

ところが、アカウントのURLをClaude Codeに渡して「ストーリーズやハイライトを全部取得してナレッジ化して」と頼むことは、規約上できませんでした。カメラロールに残った画像や動画から自動で取り込む仕組みも作れなくはないものの、手間がかかります。ステップ4の一言で、ここが片付きました。

ステップ5: 貯まった書き起こしをClaude Code・Codexから使う

Museが書き込んだのはGitHub側なので、手元のフォルダを最新にしてから、Claude Code・Codexに頼みます。

cd ~/AIカンパニー   # 例: ステップ3で上げたフォルダ
git pull

最初に、書き起こしがどこに、どんな形で入っているかをClaude Code・Codexに確かめさせると、その後の頼み方が楽になります。以下の3つは、頼み方の例です。

(例)このリポジトリの中から、Museが書き込んだストーリーズの書き起こしを探して、置き場所とファイルの形式を教えてください。
(例)(書き起こしのフォルダ)にある直近1週間のストーリーズの書き起こしを読んで、Threadsの投稿案を3本作ってください。書き起こしに無い事実や数字は足さないでください。
(例)(書き起こしのフォルダ)を読んで、私が繰り返し話しているテーマを3つ挙げてください。そのうち1つを、フォロワーに配るチェックリスト形式の配布特典にしてください。

ストーリーズはその日に考えたことが濃く出る場所なので、Threadsの投稿や配布特典を作るときの材料になります。作業そのものは、これまでどおりClaude Code・Codexで行います。

気をつけること

学習のオフは、つなぐ前に

ステップ1は、ステップ2・3より先に済ませます。

Museはローカルのファイルを読めない

GitHubに上げていないファイルは、Museからは見えません。Museに使わせたいファイルは、機密情報を除いてリポジトリに入れておきます。

機密情報をリポジトリに上げない

Museと共有するのはリポジトリの中身です。鍵・パスワード・顧客の個人情報は、.gitignore で除いたうえで、git status で確かめてから上げます(一般的な注意です)。

Claude Code・Codexが古い内容を読んでいる

Museの書き込みはGitHub側にあります。手元で git pull をしてから頼みます。

Claude Code・CodexからInstagramへ直接取りに行かせない

Instagramの規約は、許可のない自動アクセスや情報取得を禁止しています。Instagramの中に入るのはMuseに任せ、Claude Code・CodexはGitHubに貯まった書き起こしだけを読む、という分担にします。

まとめ

  • 守る: Museの「設定」→「データの管理」→「AIモデルの改善にご協力ください」を、ツールをつなぐ前にオフにする
  • つなぐ: コネクターでGmail・Googleカレンダーなどを、GitHubも機密情報を除いたファイル一式を上げたうえでつなぐ
  • 頼む: Museに「毎日0時にストーリーズを確認して書き起こして、ナレッジを貯める仕組みを作って」と伝える
  • 使う: git pull してから、Claude Code・Codexで書き起こしを材料にThreadsの投稿案や配布特典を作る

動画では、Museの設定画面・コネクター・AIカンパニーに書き起こしが溜まっている様子を、画面で見せています。

画面の操作も含めて動画で見たい方はこちら: 【パーソナルエージェント元年】インスタ発信者ならMuseに全振りすべきたった1つの理由(YouTube)

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