この記事を書こうと思った経緯
こんにちは。みなさんいかがお過ごしですか?
私は理系大学院1年生で、学部3年生の夏頃から東京都文京区にあるSaas系IT企業、株式会社FUTUREWOODSの学生長期インターンに参加しています。
今回は技術的な話ではなく、インターンに関する内容を書こうと思います。Qiitaのような技術ブログサイトの訪問者って、学生も多いと思いますし、単に技術の辞書として利用してるだけでなく、エンジニアとしての在り方や学習方法などを知りたいという意欲が高い方が多いと思うので、意外とこういう内容も少なからず興味を持ってくれる方がいらっしゃると考え、このように至りました。
長文になりますが、興味がある方は読んでくださると幸いです。
長期インターンに参加するメリット(共通)
まず、おそらくどんな企業でも共通しているのではないかと思うメリットを3つ紹介します。
成長スピードの速さ
私は普段Web系の開発業務に主に携わらせていただいています。
学生だとこういった開発知識は、本を読んだり、ネットで検索したり、個人開発をやってみたり…そういった自習を通じて獲得していくのが基本だと思います。その場合、「何から手をつけて良いのか?」がわからず、なんとなく始めてすぐ挫折した人も多いのではないかと思います(最近はAIの登場により、敷居は以前より低くなったと感じますが)。その点、インターンでは、企業が作りたいものを作るという明確な目標があるので、実用的な知識を効率よく身につけられます。
さらに、有識者にその場で質問することができるため、疑問をすぐに解消することができます。
つまり、「本当に必要な知識を実践的な経験を通じて獲得でき、疑問があればすぐ解消できる」ため、自主学習と比べて圧倒的に早いスピードで成長できます。
また、一般社員ほどではないにしろ、一応お金をもらって仕事をしている社員として扱われるため、学生ならではの適度な責任感を感じられます。これは、学習で最も大切といっても良いモチベーションの維持にもつながってきます。
学習しながらお金がもらえる
これは学生にとってはとてつもなく魅力的だと思います。簡単に言えば、企業が持つノウハウを給料をもらいながら吸収しているようなものです。確かに、普通のアルバイトもコミュニケーション能力や社会人としてのイロハを学んだりすることはできますが、それはほとんどの社会人が経験するもの。社会に出たときに他者と差別化できる自分の強み(スキル)を獲得できるのは、長期インターンシップならではだと思います。また、実績次第で給料アップが狙いやすいことや、そもそもの給料が比較的高めなことも魅力だと思います。
「学生時代に力を入れたこと」になる
例えば、何かプロダクトの開発に携わり、期日までに完成させることができたとすれば、これだけでも就活で使える経験になります。営業などで売り上げに貢献できたとかであれば、数値的な部分もアピールになります。自分の努力次第でより質の高い「学生時代に力を入れたこと(通称:ガクチカ)」のシナリオを作ることもで可能です。
ただし逆に、適当にやっているだけだとあまりシナリオを作れないかもしれません。多少は話を盛ることもできます(盛らない人は逆に少数派な気がするが…)が、多分、話の深みが違うので、優秀な面接官は見抜けるのではないかなと思います。
どちらにしろ、何もしてない人よりは大きな差別化になります。(個人的に、”部活動の主将”、”起業の経験”、”学会で賞を受賞した”の次くらいには印象に残るようなガクチカに頑張り次第でできると思います(かなり偏見を含みます))。何かしたいけど何も思いつかないという人は、とりあえずインターンを検討してみてほしいです。
長期インターンに参加するメリット(弊社ならでは)
ここでは、FUTUREWOODSならではのメリットを4つ紹介します。これらの項目は企業によって変わってくる項目ですので、インターンを検討する方は入社前に下調べをしておく必要があります。
基礎習得の時間をじっくり取ってくれる
私の場合、プログラミングは大学の授業で少し触れていた程度で、会社で使う言語に関してはほぼ知らない状態からのスタートでした。それでも、最初の約3ヶ月は基礎知識の習得時間をいただけたので、そこで技術の基礎を十分に身につけることができました。未経験OKの企業ならば、このような期間を設けてくれるところが多いと思いますし、逆に経験豊富な大学生の方がレアなのではないでしょうか。企業側も、将来的に大きく貢献してくれる人材になってほしいという願いがあるので、基礎習得に時間を割いてくれるのは、インターン全般で見られる特徴だと思います。ただし、経験必須の場合や、すぐに本番レベルの業務を任される場合もあるので、募集要項等によく目を通しておきましょう。
放任主義的な教育体制・裁量権の多さ
比較的、放任主義的な環境で仕事を行えるというメリットもあります。一般的なアルバイト(例えば、接客、レジ打ち、品出し、梱包など)と比べると、達成すべきタスクがあるという点では同じですが、それを達成するまでのプロセスの自由度は、インターンの方が圧倒的に高いです。つまり、裁量権が多いということです。どう達成するか?は本人次第なので、それを考える過程で思考力が身につきます。
また、単調な仕事よりも飽きが来にくいのもメリットです。知識と同時に思考力も身につき、さらに適度な裁量権によって刺激的に業務を行えるのは、一石数鳥くらいのメリットがあるのではないでしょうか。
エンジニアに留まらない業務知識を得られる
私は普段、サービスの開発やPCを使った情報収集業務などをおこなっています。しかし、プログラミングだけではなく、テストケースの作成やプロジェクトのタスク分解・割り振り、サービスの戦略立案に携わることもあります。さらに、最近はSNSを使った集客といった、マーケティング業務にも関わらせていただいています。このように、多岐にわたる業務領域に携われるのは、特にIT企業のインターンだからこそできることだと思います。これによって、プロジェクトの下流工程(コーディング等)だけでなく、上流工程(要件定義・設計等)や、他分野の業務経験を積むことができ、広い視点を持ったエンジニアに成長することができます。〇〇に興味があるけど他のこともしてみたいという人は、こういった多岐にわたる業務を行えるインターンがおすすめです。業務を通じて自分の得意領域を見定めることもできます。
インターン先を選ぶ際に注意したいこと
自分に合ったインターン先を選ぶのは一番大事です。インターン先を選ぶ際の自分が思う注意点を少し紹介します。
初心者でも可能かどうか
おそらく、多くの企業は未経験歓迎でしょう。そうでもしないと有名企業以外は人が集まらないので。ただ、中には「〇〇の経験がある人歓迎」などの記載があると思います。これをよくみないで応募して、なんとなく受かっちゃったけど、業務内容が全然理解できないといった事態にならないよう注意しましょう。
ただし、学生インターンという立場上、ポテンシャル採用が基本ですので、そこまで心配はいらないと思います。スキル必須の企業は後述するような研修制度やテストがあるはずなので、後からでも十分成長は期待できます。あえて難しそうな企業を選ぶのもアリです。
研修期間について(期間や給料の有無等)
企業によっては、研修期間で知識をつけさせ、テストに合格したら正式に採用という方針を持っている企業があります。その研修期間は数日で終わる企業もあれば数ヶ月続く企業もあります。大事なのは、その研修期間に給料が出るとは限らないことです。おそらく、企業の業務は行わせず、あくまで自主学習期間と位置付けているからでしょう。せっかく研修頑張ってたけど、給料というモチベーションがないために、途中で挫折してしまうこともあるかと思いますので、研修期間の有無や期間、給料の有無など、それらを加味してイケるかどうかを自問自答しましょう。
業務内容が自分のやりたいこととマッチしているか
これは個人的に一番大事です。当たり前かもしれないですが、自分が本当にやりたいことができるのか?は入念に調べたほうが良いです。例えば”開発”と一括りに言っても様々あります。「自分はプログラミングがしたかったのに、設計などの上流ばかりやらされた。」という事態も発生し得ます。そんな齟齬をなくすために、入念な下調べはしましょう。おそらく大体の企業で面接があると思いますので、その際に、自分と企業の認識が一致しているかは確かめたほうが良いです。
また、「興味があったわけじゃないし、やりたいことでもないけど何となく参加した」というのもあまり良くないです。確かに、参加してから自分に向いていると気づくパターンもあると思いますが、リスクが伴います。もしかしたら、その分野の仕事をしたくないのに、その分野に強い人材に育ってしまったといった、悲しい事態になります。これを防ぐためにも、自分のやりたいことを考えておきましょう。思いつかない人は、将来性から逆算して考えても良いかもしれません。
最後に
インターンは難しいからついていける自信がない!という人もいると思います。自分も割とそう思っていましたし、今でもたまに難しいと感じることはあります。でも、そういう人だからこそ挑戦して自信をつけてほしいし、「難しいと感じること=自分が成長できること」ですので、将来のための大きな成長につながるのは間違いないです。また、社会に出たら否が応でもやるしかない状況になりますので、その前段階のステップとして、長期インターンはうってつけです。
大学生になりたての人も、それ以外の人も、この記事を読んでいる時点で成長意欲があって素晴らしいです!「今日が人生で一番若い日」です、挑戦してみてください!
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