0.はじめに
TopCoderのMarathon Matchに参加した際に、配布されているビジュアライザを使用するのにとても苦労しました。僕のように自力でビジュアライザを組めない方にとっては、かなりのストレスになると思うので、ビジュアライザをダウンロードしてから使用するまでの流れをここで説明します。
下記の記事の内容をかなり参考にしたので、先に紹介させていただきます。
Topcoder Marathon Matchの始め方(最新版)
想定環境
・WSL
・vscode
・VcXsrv
下の記事を見ながら競プロをやるための環境を構築しました。
【VScode+WSLで始める】競プロ用C++デバッグ環境構築
また、VcXsrvをダウンロードしないとビジュアライザが動きません。「これが何なのか」は僕もちょっとよくわかってないですが、とにかくないと動きません。下の記事を見ながらぽちぽちダウンロードしました。
WSL上にXサーバをインストールしてGUIを実現する(VcXsrv編)
ビジュアライザを動かす前に必ずVcXsrvが起動されているかを確認して下さい。
起動されていない場合は「スタートメニュー」→「XLaunchと検索」→「XLaunchを開く」から起動できます。
1.ビジュアライザをダウンロード
zipフォルダーは展開して、「tester.jar」と「自分で作ったプログラムの実行ファイル」と同じフォルダー内にまとめておいておきましょう。
2.ビジュアライザを実行
tester.jarのあるフォルダーまで移動して
$ export DISPLAY=:0.0
$ java -jar tester.jar -exec "<実行コマンド>" -seed <シード値>
を順に実行します。
export(以下略)のほうは最初の1回だけで大丈夫だと思いますが、エラーがでるようでしたら毎回打ってください。
これで無事に実行できた方はお疲れさまでした。
3.自分が直面したエラー1(何かが足りない)
「java -jar(以下略)」を実行した際に、「○○がないよ!でも以下のコマンドを打てばインストールできるよ!」みたいなエラーメッセージが英文で表示されました(スクショ取り忘れました…すみません)。
エラーメッセージに書いてあるコマンド(3つくらい)を順番に実行すると無事解決します。
4.自分が直面したエラー2(java関係?)
「java -jar(以下略)」を実行した際に、以下のようなエラーメッセージが表示されました。
これがほんとによくわからなくて大変でした。結論から言うと、以下のコマンドを打つと解決します。
$ sudo sed -i -e '/^assistive_technologies=/s/^/#/' /etc/java-*-openjdk/accessibility.properties
wslの中にある/etc/java-*-openjdk/accessibility.propertiesというファイルを編集しているっぽいです(一番最後の文をコメントアウトしている?)。
以下のサイトを参考にしました。
Assistive technology not found AWTError
おわりに
僕自身PCに強いわけではないので、表現や内容に誤りがある可能性があります。何か気づいたことがあれば、コメント等で気軽にお知らせ頂けると嬉しいです。
参考記事
Topcoder Marathon Matchの始め方(最新版)
【VScode+WSLで始める】競プロ用C++デバッグ環境構築
WSL上にXサーバをインストールしてGUIを実現する(VcXsrv編)
Assistive technology not found AWTError