AWS12冠したの振り返ってみた
先日、AWS認定資格をついに12冠達成しました。これまでの道のりを振り返りつつ、学びや感じたことをまとめます。
1. 取得のスケジュール
2022年にCLFを取得したんですねw
最初はエンジニア1年目でAWS未経験の状態からCLFを取得しました。案件参画が決まり、1か月必死で勉強したのを覚えています。
その後はSAAを取得。会社に資格手当があったのが大きなモチベーションで、合格後は達成感から半年以上ブランクがありました。
次にSAPを目指して合格したものの、また半年ほど空白期間。
そこから「ここまできたら全冠を狙おう」と決め、DEAまで順調に取得。この時点ではAIFとMLAはまだ正式リリース前だったので「実質全冠だろ」と満足してしまいます(笑)。
その後1年ほど空き、AIFとMLAも取得。今年の AWS re:Invent 2025 への参加が決まったことで「本当に全冠で行こう」と決意したのがきっかけでした。
2. 資格のモチベーション
「全冠したらかっこいい」という漠然とした憧れがスタートでしたが、振り返ると周囲の環境や流れに背中を押されて気づいたら達成していた感覚です。
強いて言えば「錯覚資産」として役立つかもしれないという思いが、心のどこかにあったかもしれません。
3. 学習について
学習方法
全資格で参考書を最低1冊は購入。学生時代から紙で学ぶ世代なので、手元に本がある安心感は大きかったです。
参考書を一通り読むと試験全体のイメージがつかめ、その後はCloud Licenseでひたすら過去問演習。正直、全冠できたのはCloud Licenseのおかげと言って間違いありません。
メンタル
一番重要なのはメンタル。特にDVA受験時、テストセンターの部屋の出入口の目の前の席で人の出入りが多く、集中できずギリギリ合格だった経験から「環境づくり」の重要性を痛感しました。
SAPのように問題数が多く長文中心の試験では、安定した精神状態が不可欠です。
試験センター受験時に意識していたこと:
- 毎回同じ試験センターで受験する
- 荷物を預けるロッカーも同じところを使用する
- 同じ時間に試験を受ける
- 耳栓を必ずもらう
- 席は入り口から遠いところにしてもらう
- 試験中にトイレに行き気分転換する
4. 資格を全部取ってみて
達成感はもちろんありますが、一番うれしかったのはSAP合格の瞬間でした。
以前は「全冠している人すごい」と思っていたのに、自分が取ってみると「やれば誰でもできるな」という感覚に変わりました。
そして何より、資格=即戦力ではないということも痛感。資格はあくまで入り口で、実務経験あってこそ価値が活きると感じています。