はじめに
プロジェクト管理やタスク管理を見える化する「ONES Project」にはアドオンではなく、標準でガントチャート機能が実装されています。アジャイルでの管理が主流となりつつありますが、ウォーターフォールで管理した方が効果を発揮する場合もあります。
ここではONES Projectでガントチャートを利用する方法について紹介します。
新規でプロジェクトを作成する場合
ONES Projectにおける「プロジェクト」とは、作業場所であり、プロジェクト内に作業を登録して管理していきます。通常は、部門、チーム、新製品の開発、サービスなどの単位で作成していきます。プロジェクトの作成については、他の記事で紹介していますのでそちらをご参考ください。
新規で作成する場合は、プロジェクトテンプレートで…を選択すれば、ガントチャートを利用できる状態でプロジェクトが作成されます。
下記画面の左サイドバーにある「ガントチャート」にチェックを入れると、これら3つのプロジェクトが表示されます。
既存のプロジェクトでガントチャートを使用する場合
既存のプロジェクトでガントチャート機能がない場合、プロジェクト設定でガントチャート機能を追加する必要があります。
画面右上にある「設定」ボタンをクリックして「プロジェクトコンポーネント」を選択し、左サイドバーにある「ガント」コンポーネントを画面右側の「カスタムナビゲーション」の欄にドラッグアンドドロップして配置します。
これで既存のプロジェクトでもガントチャート機能が利用できるようになります。
ガントチャート機能を使用する
ガントチャート機能を使用する方法は、各プロジェクトに移動し、画面トップバーにある「ガント」をクリックするとガントチャート画面が表示されます。トップバーにない場合は「その他」の右側にある「 ▼ 」をクリックし、表示されたリスト内にある「ガント」をクリックします。
下記のようにガントチャート画面が表示されます。
左側に各課題がWBSとして表示され、右側に開始日から終了日までを線で表示し計画を作成していきます。
まとめ
本記事ではONES Projectでガントチャートを使用する方法について紹介しました。新規でプロジェクトを作成する場合はガントチャートがデフォルトで使用できるテンプレートを使用すれば良いのですが、プロジェクトテンプレートにガントチャート機能が入っていないものもあるので、その場合は上記の「既存のプロジェクトでガントチャートを使用する場合」を参照してください。カンバンボードテンプレートにはガントチャート機能がデフォルトでは入ってないのでご参考になると思います。
ONES Projectのガントチャート機能には計画の他にも進捗率の入力も可能なので、予実の管理や計画の見直しにも最適です。ガントチャート機能の使用方法については他の記事で紹介します。ぜひご参考ください。